朝、起きてまずメスマツカサトカゲの左前足を確認。昨日デブリドメントした手の甲側は、匍匐前進の時にいつも擦っていたので心配でした。
そして…案の定汚れている。。。
先週切開排膿してから1週間。創部に何かしたほうが良いのではないかと、ずっともんもんとしていました。でも変なものをつけて悪くなるのも心配だし。イソジン消毒やユーパスタコーワ軟膏、ゲーベンクリーム、ゲンタシン軟膏、アズノール軟膏…。
いろいろ考えつつも、中毒や副作用が心配で使えませんでした。
でも今朝の様子をみて、トカゲとはいえ外傷治療。もっと何かできないか海外のサイトを調べました。結果、爬虫類の外傷治療についていろいろ情報が出てきました。
①生理食塩水や10%イソジン液で洗浄する。
②抗生剤を内服、あるいは点滴。
③創部に外用薬。いろいろ候補はありました。1%スルファジアジン銀、サリチル酸等々。目的は創部への抗菌作用、保護作用などで、マヌカハニーやメディハニー等も代用が効くとのこと。ただ糖分が高いので雑菌が繁殖する危険はあります。
④創部の保護はやはりしたほうが良く、いろいろなドレッシング剤が提案されていました。
⑤創部の処置はできるだけストレスがかからないようにすること、ストレスにより免疫も低下する可能性あり。
⑥マツカサトカゲの創傷治癒に推奨される温度は33度。
1%スルファジアジン銀!ゲーベンクリームです。銀中毒が怖くて、使いたいけど使えなかった。でもこれで決心がつきました。
温めた生理食塩水ですすいで、ゲーベンクリームを傷に塗布。