仕事の後、メスマツカサトカゲを連れて病院に行ってきました。
今朝左前足はまだぷるぷるしており、沈んだ気持ちのまま仕事し、急いで帰ってきていつものキャリーケースにトカゲを入れて病院へ。
病院に着いて観察すると…。左前足を使って普通に歩いています。
治ったのか?!と思いつつ診察。
まず使用したバポナは有機リン系のジクロルボスではなく、ピレスロイドである事を説明。そしてぷるぷるが今朝まであったけれど、今は良くなっている事も。
自分の推測は以下の通りでした。
①バポナを使い始めて7日目。ピレスロイドは神経に作用するので、バポナの副作用。
②クーリングの影響でなんらかのビタミン欠乏症、くる病など。
③ダニからの感染症。
④メスは偏食が強かったので肉類をメインに与えていた。痛風で痛みが出た。
⑤左前足の爪が取れたところが感染し、痛みが出た。
診察の結果、⑤の可能性が一番高く、次に④。マツカサトカゲはくる病になりにくいため②は積極的には疑わないそう。①も他の爬虫類達はなんともないため、可能性はゼロではないが多分違うんじゃないかと。
左前足第2指の爪が数日前に取れ、どんどん腫れてきていました。昨日からは手のひらまでパンパンに。これだけ腫れると痛くてうまく歩けなかったのではないかと。
抗生剤を14日分処方され、様子を見ることになりました。外用薬はありません。
バポナは落ち着いたら再チャレンジしても良いのではと。心配なら半日ずつ使うことを勧められました。
そして高尿酸血症の可能性も否定は出来ないけれど、マツカサトカゲの採血は大変なんだそうです。大抵しっぽにブスッと針を刺して採血しますが、マツカサトカゲのしっぽはふっくらしてなかなか血管に到達出来ないんだとか。しかも鱗は硬く針のアプローチ場所も限られているそう。どうしてもの時は頑張って採血するけれど、本当にどうしようもなくなったらの最後の手段だそうです。知りませんでした。。。
高尿酸血症はかなり危険な状態なので、そうでないことを祈っています。左前足の感染なら抗生剤で良くなるし、抗生剤を使っても関節を気にしたり痛がるようなら、高尿酸血症の可能性が出てきます。
偏食のメスマツカサトカゲに有精卵などをあげていたので相談しました。やはり果物、野菜+フトアゴフードが良いと教えてもらいました。食べやすいようにペースト状にしていましたが、刻んだ方が良いそうです。先生自身10年間マツカサトカゲを飼っていた事があり、いろいろ教えてもらいました。
帰りにセブンイレブンに寄ったら、店員さんに「犬ですか?」と聞かれました。
「トカゲです」。お見せして、トカゲの魅力を語りました。彼、爬虫類に興味があって、飼いたいそうです。なんだか嬉しくなりました。