病院を受診しました。
診断は『甲状腺機能の低下』。
原因は食べ物でした。
10ヶ月前にフトアゴさんをお迎えして、野菜はほとんど小松菜、豆苗、カボチャ、にんじんでした。時々レタス、ベビーリーフやキャベツ、フルーツ、とうもろこしをあげていましたが、主食は小松菜、豆苗でした。
小松菜や豆苗はアブラナ科で、ヨードの吸収を妨げるそうです。ヨードの吸収が低下すると甲状腺ホルモンが低下します。甲状腺ホルモンは元気さや内臓の動き、脂肪の代謝に関わるので、低下すると脂肪が貯まり、内臓の動きが悪くなるのです。
フトアゴさんのレントゲン写真では、下腹部の両側に脂肪が貯まり、内臓は胸に押しやられていました。脂肪に押されて腸が通せんぼされ、事実上腸閉塞の状態。このため便秘に。腸管自体の動きも甲状腺ホルモンの低下で落ちていました。肺はお腹の内臓に押されて、正常の2/3の大きさに。さぞ苦しかったと思います。
血液検査ではT4(甲状腺ホルモン)が0.5未満。低すぎて測れず。亀で1、犬猫は3〜4です。コレステロールは甲状腺ホルモンが低下したため貯まりにたまり、267。食べてないのに(正常300)。腎臓、肝臓の機能は問題ありませんでした。
便秘2週間の時点で受診するべきだったと言われました。お腹の中が脂肪だらけで正常組織が圧迫され、かなり厳しい状態だそうです。
甲状腺ホルモンの薬と、お腹を動かす薬を飲ませられるなら自宅加療という選択肢もありましたが、入院を勧められました。
点滴で甲状腺ホルモンを投与するそうです。ホルモン値が正常になり、便が出て、食欲が戻ればひと安心とのこと。
まずは1週間入院することになりました。
平日午後に面会できるそうなので、月曜日の午後に行ってきます。
完全に飼い主のミスです。先生は『最近豆苗あげる飼い主さんが多いんだよね〜』と言っていました。いろんな野菜をバランスよくあげることが大切だそうです。そうできないなら、ビタミンのサプリメントを使う必要があるそうです。
あとやはり冷凍コオロギはビタミンが不足しているので、サプリメントを使うことを勧められました。カルシウム以外に、です。Zoo Medsのサプリメントを勧められました。ヨードも入っているそうです。
フトアゴさんが元気になって、無事退院できることを祈っています。
そしてフトアゴさんと一緒に暮らす皆様にも、貴重な情報としてお伝えします。