あるお方のブログタイトルとダダかぶりになってしまうのですが。
でもハッチしたら絶対にこのタイトルにしようと決めていたので。すいません。

2016年8月7日午後9時40分、気づいたら1クラッチ目の卵の片割れがハッチし始めていました(産卵後48日目)。

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元気なハイポタンジェリンアベラントです。



レオパ繁殖のきっかけは前に飼っていたレオパの死でした。
2015年12月に初めてのレオパを飼い始めました。最初こそイエコを食べましたが、1週間目から拒食。レッドローチ、ハニーワーム、ミルワームとあれこれ試し全て食べず。飼育環境を見直しても食べず。

病院に行き、検便の結果異常なし。ただ舌が真っ白だと言われました。拒食のせいでは…と思ったけど、そう言えばうちに来た時から白かった。
獣医師からは重度の貧血があり、なんらかの血液疾患か腸の炎症ではないかと言われました。2週間分の栄養剤と抗生剤を処方され帰宅。

それから人工栄養の強制給餌と毎日薬の内服をさせました。
4ヶ月続きました。今思えば尻尾はそれほど痩せていなかったし、無理する必要はなかったのかもしれません。
強制給餌が祟り角膜炎になり目薬を処方。便秘になり下剤を処方。
獣医師からは「コオロギ食べないレオパなんていないよ」と言われました。

2016年3月7日 病院受診から帰る途中に亡くなりました。
お通夜をして、お葬式をして、空っぽのケージを片付けた時あの子の思い出が自分の記憶の中にしかないことに気づきました。
写真もほとんど撮っていなかったんです。

亡くしたレオパが忘れられず、同じモルフのスーパーハイポタンジェリンボールディキャロットテールをお迎えしました。
そして、この子の遺伝子を次に繋げたいと思い繁殖に臨みました。

新しく誕生した命。
飼育の未熟さと、生来の虚弱さの為に旅立っていった先代レオパ。
冥福を祈りつつ、大切に育てていきます。