ビジネスは戦争が形を変えたもの
今の私たちには、「戦争」は身近ではない。
人が殺される、というのは私たちの環境
には現在、基本的にない。
しかし、形を変えて「戦争」をしている。
この頃、価格競争で話題になった
激安ジーンズを取り上げたい。
価格戦争の行く末は悲惨だ。
どこも、儲かることができない。
だんだん、利益が減ってきて、
ついに赤字になったとしよう。
そうしたら、激安ジーンズ部門が
赤字になったら企業はどうするのか。
「撤退」である。
あたりまえのことである。
赤字を続けていたら、企業は出血多量で
死んでしまう。
だから、できるだけ「お金」という出血を
とめなければならない。
そこで、働いている人たちは、どうなるのか?
最後には「解雇」であろう。
そのようにして、「勝者」と「敗者」が決まっていく。
そして、「勝者」になったら「敗者」が撤退した
市場を「占領」していく。
戦争と変わらないのである。
私たちに、普段、戦争をしている感覚はない。
しかし、日々ゆっくりではあるが、
このようなことが起きている。
死にはしないかもしれない。
でも、私たちはいつも「戦場」の
最前線で戦っているのは間違いない。
ひとつの判断ミスが、「死」を意味するかもしれない。
中小企業であれば、なおさらそうである。
私たちは、普段から形を代えた戦争をしている。
この事実を忘れてはならない。