今日もいつもの風が吹いてる
生温い風が吹いてる
今日も近くで仲間が死んでる
罪のない人が殺されてる
慣れ親しんだ思い出のあの目抜き通りは
寂しくて危なくてもう歩けない
今日もいつものラジオが聞こえる
ならず者達の声が聞こえる
今日も近くで音が響いてる
サイレンの音が鳴り響いてる
何も逃げることをためらってるわけじゃない
元の道は塞がれて通れない
そのままで
そのままでいて
無事でいてほしい
本当は
もどかしくて
ただ…やるせない
誰もが慣れていってしまう現実の中で
僕は君の無事を祈るだけ
生き延びて
生き延びてくれ
諦めないで
出来るなら
今すぐにでも
飛んでいきたい
陽の差すこの街から
皆で届けよう「希望の羽根」を
「見えない隠れ家」に
君が一人で辿り着けるまで