第91回アカデミー賞作品賞、助演男優賞、脚本賞でオスカーを獲得した「グリーン・ブック」観てきました。
混んでいる映画館が苦手な私は、サービスデーを避けて平日の夜にムビチケを使って観に行ったのですが、結構混んでいました(;;)
【ジャンル】 コメディ
【監督】 ピーター・ファレリー
【出演】 トニー・バレロンが(ヴィゴ・モーテンセン)
ドクター・シャーリー(マハーシャラ・アリ)
ドロレス・バレロンガ(リンダ・カーデリーニ)
オレグ(ディメター・マリノフ)
ジョージ(マイク・ハットン)他
【制作国】 アメリカ(ユニバーサル・ピクチャーズ)
【公開】 2019年3月
タイトルの「グリーン・ブック」とは、 ジム・クロウ法 (有色人種の 一般公共施設の利用を禁止制限した法律)によって、利用出来ない施設が多い中で、 黒人(有色人種)が利用可能な施設を記した実在した旅行ガイドブック 。
物語は、黒人ピアニストの「ドクター・シャーリー」とナイトクラブ「コパカパーナ」の用心棒「トニー」が、このグリーンブックを頼りにアメリカ南部に残る厳しい人種差別に一石を投じるため、車で8週間かけて各地を回りコンサートを行って、クリスマスに戻ってくるというものです。
ホワイトハウスで演奏するほどの腕前のピアニストの「ドクター」は、コンサートでは何の問題もなく受け入れられて喝采を浴びるのですが、レストランやホテル、控室、夜間の外出等に至っては様々な迫害を受け、その都度「トニー」が助けていきます。
車の中では「ドクター」が親で「トニー」が子供、外ではその逆といった関係が築かれていて、互いに2人は信頼し合って行きます。
この映画は人種差別という重いテーマだが実際は「コメディー映画」と言うところがミソで、ドクターとトニーのやり取りが、とてもユニークに描かれています。
ケンタッキー州でフライドチキンを食べる場面で、窓から捨てたカップをバックして拾わされたり、拾った(盗んだ)翡翠を戻させるシーンなど、ところどころに笑わせてくれる場面が出てきます。
また、「~だと思ったら~だった」という場面が、沢山ありました。
①翡翠を返したと思ったら、返していなかった。
②ドクターは翡翠を返したと思っていると思ったら、返していないことを知っていた。
③警察に捕まってコンサートに間に合わないと思ったら、大統領の弟の司法長官に電話して釈放されコンサートの間に合う。
④拳銃を持っていないと思ったら、持っていた。
⑤再度パトカーに止められ捕まると思ったら、親切な警官だった。
⑥トニーが疲れ果てて運転できずクリスマスに間に合わないと思ったら、ドクターが運転して間に合った。
⑦ドクターは寂しくクリスマスを過ごすと思ったら、トニーの家に現れる。
また、演奏される音楽や、ラジオから流れる音楽、そして黒人達の酒場でのセッションは非常に良かったですよ。
この映画は、実話を元に作られたものですが、「実際はもっと酷い人種差別が行われていたのに、表現が柔らかすぎてアカデミー賞作品賞を受賞するには適切でない」という批判も沢山有ったようですが、この映画はドキュメンタリー映画ではないので、楽しく優しい気持ちになれたこの作品は、これで良かったと思います。
面白いだけでなく深く考えさせられたり感動する場面も沢山あり、音楽も良い、おすすめの映画です。
沢山の人に観てほしいです。
番外、前売りのムビチケ買っちゃいました。
「KINGDOM」と「ビリーブ」楽しみ。
TOHOシネマズ日比谷は、「東京ミッドタウン日比谷」の中に有るのですが、夜景が綺麗ですよ。


