タイに到着
ほとんどのチームとドライバーは水曜日か木曜日にはタイ入りしていましたが、今年のARTA一同は金曜日に日付けが変わったばかりの00:30分のフライトでバンコクに発ちました。
到着は現地時間の5:30。
もちろんまだ真っ暗ですが、国際空港なので沢山の人がいます。
そのままGTAが手配してくれたバスに乗り、いざブリラムへ
6時間バスに揺られ、13時にはサーキットに到着しました。
事前に、ホンダの心臓部でもある さくら研究所へ行き、事前ミーティングをしっかりしてきているのでサーキットに着いても特にやることはなく、トラックウォーク、ドライバーズブリーフィングとホンダミーティングをして今日1日を終えました。
ここはブリラムサーキットのターン4、通称130R。
ほぼ全開ですが、全開で行けません。
行けそうで行けない。
行けなさそうで、行けちゃいそう。
このコーナーをどう攻めるのか?
ランオフエリアが広いので多少の安心感はありますが、かなりプレッシャーのかかるコーナーです。
コーナー手間まで登っていて、コーナーのクリッピングポイントが非常に見づらいんです。
おまけに、モノコックのピラーとかぶってしまい、余計に見えません。
昨年、寿一さんがスピンしたコーナーと言えばイメージが湧きますよね?
ドライバーとしてはチャレンジングで攻めがいのあるコーナーなんです。
ホンダの高速コーナー番長として、このコーナーは全開で行ってみたいです。あくまで行ってみたい!みたいレベルです(笑)
過去の傾向からホンダ勢はセクター1.2は速いと思いますが、セクター3では過去2年で負けています。
我々がタイムを稼がないといけないのはセクター3です。ここをどう仕上げるか、仕上げられるか?お楽しみに。
気になる天気です。
今週末は天気も変わりやすく、急に雨が降る予報です。
どうせなら雨になってしまえばホンダ勢がドドッと前に行くでしょうけど、そんな簡単に天気は味方してくれません。
ターン3のヘアピンのブレーキングですが、誰かとんでもないロックをしてました(笑)
ブレーキを踏みかけた150m付近からグラベルまで一直線‼️
これって何か壊れた?
それともただの素人ミス?
にしても、タイヤは完全にパンクしてるだろうしマシンもダメージがあったでしょう。
GT500だと270kmくらいからのフルブレーキングをするこのコーナー、間違ってもこの人みたいにならないように気をつけます。
普段は車高の高いクルマばかりが走っているので、路面には変な傷はほとんどありません。
しかし、一年目よりも、2年前よりもアスファルトのパッチの数は増えていて雨が降ると難しそうです。
さぁ!
ウェイトハンデ的に1番チャンスのあるこのレースで必ず表彰台に‼️
チームと力を合わせて頑張ります‼️



