スーパーGT Thai 決勝

予選4位からスタートした今日のレース。

スタートは無難にいき、4位をキープ。

その後もトップ4が逃げる形になり、そのまま着いていく。

しかし、10周を過ぎるとタイヤのグリップダウンが始まり、7位まで順位を落としてしまう。

27周目にピットに入り、野尻へ交代。

野尻も序盤ペースが上がらず、4台のマシンにアンダーカットされてしまい、11位へ後退。

しかし、スティント中盤にさしかかるとペースは戻り野尻が追い上げる。

最終ラップには#36をパスし、8位でゴールしました。

個人的には本当に悔しいレースでした。

マシンは速かった。

しかし、自分のドライビングがイケてないと言うか、レースペースを作れませんでした。

予選や、プラクティスでの1周のスピードは悪くはないのですが、ロングランになるとタイヤの温度を上げ過ぎてしまいます。

これは、僕がいつもハーフウェットや、ウェットコンディションで速さを持っているのと少し似ていて、悪コンディションではタイヤの温度を下げずに走れるから良いが、この時期のレースになるとタイヤをオーバーヒートさせてしまうんです。

タイヤはずっと進化し続けます。

そのタイヤに合った走りが要求される中で、自分のドライビングの幅が狭いのは事実です。

今日は自分の走りが悪い方向に行きました。

しかし、最終戦のもてぎは寒いです。

自分のキャラクターが活かせるレースだと思っています。

残りの1カ月、チームとデータをよく解析し、自分のドライビングをどうアジャストしなければいけないのかを考え、もてぎに向けて頑張ります。