皆様、こんにちは。

当ブログへのアクセス、ありがとうございます。

GWの旅記を書き進めて行きます。

今回も、長いので、のんびり読んでもらえたらと思います😅

 

 

~2024年4月28日~

 

この日は、早起きして日の出を見に行こうと決めていました。

大船渡の日の出時刻を調べると…AM4:38🌅

「みなと公園」から見ることにしました。

 

AM4:00起床…起きられました(笑)

身支度して、AM4:30頃 朝散歩へ出発。

 

徐々に空が明るくなっていきます。

あともう少し…

ちょっと冷たい、爽やかな海風が吹き抜けていく。

 

雲1つない中、日の出を拝むことできました。

この美しい情景に見惚れていると…

地元のお年寄りが、朝散歩で公園にやって来ます。

皆、朝日を見て、「鎮魂愛の鐘」を大きく鳴らしていく…

 

 

防波堤から少し離れて、水門と一緒に。

朝日が川面に反射して、良き写真になりました。

こんな穏やかな朝が、ずっと続きますように…

 

 

〈震災遺構 茶々丸パーク時計塔〉

時計の針は「3時25分」を指し示したまま停まっている。

この街を津波が襲った時刻である。

あの日、この時間、自分は何をやっていたか…当時を少し振り返る。

きっと、中学校の校庭に避難待機していた時だろう。

 

かつて市民や買い物客の憩いの場として親しまれていた、商店街にあったものだそうです。

 

〈夢海公園〉

時計塔と植樹された桜。

震災前、この公園の横を流れる須崎川沿いには桜並木があったそうです。

また、お花見ができるように、桜の木が植えられたとのこと。

ここで「満開になった桜を見る」という、大船渡での楽しみがまた1つできました。

元気に育ってほしいですね😊

 

もう1枚、自分の影を記念に(笑)

 

散歩からホテルに戻る道中、コンビニに寄って朝食を購入。

良い散歩になりました。

 

少し部屋でのんびりした後、チェックアウト。

 

〈三陸菓匠さいとう総本店 かもめテラス〉

以前から行ってみたかった「かもめテラス」へ行きました。

あの有名な「かもめの玉子」を製造販売している、さいとう製菓です!

大船渡で作っているのですね😲

 

ここで人気なのが、「かもめソフト」です!

「かもめの玉子」をアイスにしてしまったもので、たまごの中に入ってる黄身餡がモンブラン風にトッピングされています。

いや~美味しかったな~!!😋

 

さいとう製菓が、元々は餅屋だったとは初めて知りました。

かもめの玉子の他にも、美味しそうで多彩な和菓子を販売していたので、お土産も購入しました。

干柿のお菓子も美味しかったなぁ…

 

店内には、佐々木朗希選手のユニホームとサインが展示されていました。

大船渡といえば…!!ですね😊

 

〈大船渡〉

そろそろ、大船渡とお別れの時間です。

 

〈大船渡〉

大船渡発10:45 

大船渡線BRT 気仙沼行で来た道を戻っていきます。

 

〈大船渡線BRT〉

元線路のBRT専用道を走っていきます。

真っ直ぐ伸びる一本道、なんとなく線路の名残が分かるでしょうか…

 

陸前高田の街中に入ると、ものすごい人出。

何やら、あちこちにガードマンも居る。

すると、車内から「三陸花火」と書かれた看板を発見。

そうか~今日は陸前高田で花火大会があるのか~😊

 

〈奇跡の一本松〉

道の駅がある奇跡の一本松で下車。

駐車場も満車で、車を停められなく諦めて帰って行く人もいるほど…

次から次へと他県ナンバーの車が入ってきます。

皆、花火大会も兼ねて来ているのでしょう😁

 

〈道の駅 高田松原〉

以前から来たかった道の駅です。

有難いことに、BRTの停車駅ですので、今回降りることにしました。

 

〈道の駅 高田松原〉

到着して、まず昼食にしました。

それにしても、とんでもない混雑😅

なんとか空いてるテーブルを見つけ、海鮮丼を頂きました。

道の駅で食べる食事って、どこも美味しいですよね!

「たかたのごはん」で注文した「赤い海鮮丼」です。

とても美味しかったです😊

 

〈道の駅 高田松原〉

まるで美術館のような道の駅。

しかし、単なる道の駅ではありません。

写真右手に道の駅、左手に東日本大震災津波伝承館、正面をずっと歩いて行った先の防波堤に献花台があります。

 

まずは、東日本大震災津波伝承館を見学。

入館料は無料です。

地震と津波を科学的視点から解説しているブース、被災した消防車などの展示、映像記録、被災者の手記などがあり、震災について理解を深めることができました。

災害の教訓って、とても大切だと思います。

自分だって、いつ、どこで、災害に遭遇するか分からない。

海なし県に住んでるから津波の教訓なんて…ではないのです。

こうして旅してる時に、沿岸の街にいる時に、もしかしたら被災する可能性だってあるのですから…

自分を守るという意味でも、被災地を訪れて、資料館で地震と津波の理解を深めることは、とても有意義なことだと思っています。

 

献花台のある防波堤に上って…

陸前高田の海も、とても綺麗です。

 

左手が古川沼、右手が広田湾。

 

綺麗な海から、後ろを振り返って内陸側を眺める。

震災前は、きっと住宅地があったはずです。

陸前高田の街があったはずです。

 

防波堤の後ろに、被災したマツの根株があります。

「高田松原」という地名になるくらいですから、マツの木が沢山あったのだと思います。

 

陸前高田の復興のシンボル、奇跡の一本松。

このマツの木をしっかり見れて良かったです。

マツの木の左側は、震災遺構の「陸前高田ユースホステル」。

写真右側、見にくいですが、気仙川を挟んだ向こう岸に見える白い建物は、震災遺構の「旧気仙中学校」。

 

道の駅、伝承館、震災遺構、2時間かけてじっくり見学し、陸前高田を後にしました。

 

〈気仙沼〉

ここで大船渡線BRTの旅は終わりです。

写真から分かるでしょうか…

かつてのプラットホームにバスが停車しています。

 

〈気仙沼〉

今度は、気仙沼線BRTに乗り継ぎます。

 

 

〈大谷海岸〉

気仙沼線BRTでも、大谷海岸で途中下車。

 

いや~ここも車が一杯でした😅

さすがGW…(笑)

 

さて、大谷海岸も少し歩きます。

それにしても、夏日で暑かったな~😅

車道を渡って海岸へ!

 

綺麗な南三陸の海。

暑い日差しの中、心地よい海風が吹いてきます。

 

以前も書きましたが、ここには震災まで気仙沼線の大谷海岸駅がありました。

ちょうど、この辺りだと思われます。

砂浜が線路跡であり、鉄道時代の大谷海岸駅跡です。

そして、駅前には、このように海水浴場がありました。

 

海岸の端っこに鯉のぼりを見つけたので、近くに寄って写真を撮っていると…

ん?あれ?これって…もしかして…😲

もう少し近寄ってみましょう…

 

お分かりいただけるでしょうか…

間違いなく、線路跡です。

閉じられたトンネル口も見えます。

気仙沼線の線路跡を発見しました😲

鯉のぼりが無かったら、気付かなかったかも…

ちょっと、不思議な瞬間でした。

鯉のぼり、ありがとう😊

 

列車から見る大谷海岸も、綺麗だったのでしょうね…

仙台-気仙沼を最速で結んでいた「快速 南三陸」、八戸-仙台を三陸鉄道の車両で運行していた「臨時快速 リアス・シーライナー」など、多くの名物列車が気仙沼線を走っていましたね。

 

〈道の駅 大谷海岸〉

この道の駅は、映画「すずめの戸締り」でも登場します。

こんな展示物もありました。

 

大谷海岸では1時間程滞在し、再びBRTに乗って終点の柳津へ…

 

〈柳津〉

ここから列車に戻ります。

気仙沼線 前谷地行に乗車。

 

前谷地で石巻線に乗り換え…

 

〈石巻〉

今日の目的地、石巻に到着。

 

〈石巻〉

改札前で仮面ライダー1号とサイボーグ009がお出迎え。

石巻らしさにウフフ😊

個人的に、昭和の仮面ライダーではV3に出演するライダーマンが好きです(笑)

 

石巻駅で、改札を出て降り立つのは、もしかしたら小学1年ぶりかもしれません。

とても特徴的な駅舎で、色んなキャラクターが出迎えてくれます。

 

さて、夕食をどうするか…

せっかくだから「石巻焼きそば」を食べてみたい。

でも、調べると近くで食べられるお店が無さそう😌

気分的に麺が食べたかったので…

 

〈喰らいやがれ石巻〉

駅前にあったラーメン店に入りました。

東北味噌ラーメンと餃子を注文。

美味しかったです😊

ラーメンなんて久々に食べたなぁ…

 

夕食を済ませ、宿泊先へ向かうと…

 

 

 

なんと、元マンション😲

一人暮らしの気分になれました(笑)

部屋は広く、トイレと風呂が別で、安い割にはかなり快適に過ごせました。

ちょっと変わった、石巻での思い出です(笑)

 

 

 

 

 

-続-