皆様、こんにちは。
「山陰・山陽ぐるっと一周旅」続編です。
今日も旅気分になってもらえればと思います😊
~2022年7月16日~
岡山到着前の「おはよう放送」で目覚めました。
熟睡できました😪
昨夜、沼津駅にて、関東地方の大雨により遅れていた東海道新幹線最終列車と接続を取ったようで、30分程遅れて岡山に到着する旨の放送がありました。
岡山にて、四国へ渡る「サンライズ瀬戸」高松行と、山陰へ行く「サンライズ出雲」出雲市行の切離し作業を行い、それぞれ分かれて発車します。
岡山発車後、「サンライズ出雲」は線路が単線の伯備線を走ります。
そのため、途中駅で対向列車との待ち合わせなどがあり、「サンライズ出雲」に関しては更に遅れが見込まれ、終点の出雲市到着が1時間ほど遅れるとのことでした。
車内放送:
お急ぎの方は、降りたホーム向かい側に停車中の「特急やくも」へお乗り換えください。
そちらが先に出雲市に到着します。
さて、どうしようか?
出雲大社へ行く予定を組んでいますが…
実は、夜行列車は遅延しやすい特性を持っていることを加味して、出雲市で約1時間30分の空白の時間を、計画時に設けておりました(笑)
よって、1時間程度の遅延であれば、その後の行程には何の支障もないと判断し、このまま「サンライズ出雲」で出雲市へ向かうことにしました。
岡山駅では切離し作業のため約7分間停車します。
その揺れない僅かな時間を狙って、朝シャワーへ🚿
シャンプー、ボディーシャンプー、ドライヤー…完備されています。
そして、シャワー使用可能時間は6分間。(お湯を出したり止めたりはできます)
この僅かな停車時間が丁度良いのです(笑)
この日、遅延のため、岡山駅では10分以上停車していました。
そのため、停車中にシャワーが終わり、倉敷までに歯磨き、髭剃りまで、全て完了できました😙
あまり揺れないうちに済ませられて、ある意味ラッキー(笑)
伯備線はローカル線なので結構揺れます。
それに対して貨物も頻繁に走る山陽本線は、軌道が頑丈なので、倉敷まではあまり揺れません
やるべきことは全て終わったので、あとは終点までのんびり乗り通すだけ。
シャワー入って、車窓眺めながら缶コーヒー飲んで、ベッドでゴロゴロ…
これぞ非日常。
最高です。
今どの辺り走ってるんだろう…🙄
そうそう、車内に飲料自販機があるので、冷たいジュースは飲めます😊
もうすぐ終点の出雲市に到着するという時、急に土砂降りの雨😅
うーん…大丈夫なのか?
〈出雲市〉
着きました!!
雨も止んだ😲
東京-出雲市 1時間遅延のため通常より1時間多く乗車でき、所要時間は約13時間でした。
寝台特急サンライズ出雲の旅、楽しかった、降りたくなかった…🥺
なんだか、もう、この旅のクライマックスを迎えてしまったような感覚(笑)
でも、旅はここから始まるのです。
この感覚を味わえるのも、夜行列車の醍醐味😊
〈出雲市〉
遥々東京から乗せてきてもらった285系。
遅延していましたので、到着後すぐ車両基地へ引き上げて行きました。
それをしっかり見届けてから駅の外へ…
〈出雲市〉
高架で立派な駅です。
県庁所在地の松江より知名度高いのでは?😅(そんなこと言ったら怒られるか…笑)
〈電鉄出雲市〉
JR出雲市駅に隣接する、一畑電車の電鉄出雲市駅。
ここから一畑電車に乗ります。
ピンクで派手な車両ですが、鉄道ファンの目は誤魔化せない。
この車両、どこからどう見ても元東急1000系。
かつて首都圏の大手私鉄で活躍していた車両達が、島根で第二の人生を送っています。
〈出雲大社前〉
途中、川跡にて乗り換えを挟み、終点の出雲大社前に到着。
こちらも、オレンジ色ですが、同じく元東急1000系。
〈出雲大社前〉
洋風モダンな駅舎です。
この駅舎、実は結構古く、昭和5年竣工です。
とても貴重な建築物がさり気なく。
出雲大社前駅から歩いて出雲大社へ…
それが坂道で酷暑の中歩くのは、ちょっとしんどかったです😅
振り向くと、こんな感じ…笑
〈出雲大社〉
着いた…やっと着いた…😅
いや、歩いた距離は大したものではないのだが、暑くて暑くて…
とても良い雰囲気です。
しっかり参拝して、お守りも買って来ました😊
こんなに晴れてるのに、こんなに晴れてるのに…
実は、この写真を撮った数分後、土砂降りになりました😂
局地的な雨で、20分程で止んだのですが、問題はその後です。
地面から熱気がジワジワと…(涙)
〈甘味喫茶・お好み焼 みちくさ〉
外が暑くて、暑すぎて、避難しました(笑)
丁度、お腹も減ったので…
出雲と言えば、「出雲そば」ですね!
甘味セットを頂きました。
割子そば、初めて食べました。
上から下へ順に食べて行くのですが、残った出汁を下の蕎麦へかけていく、という食べ方だそうです。
とても美味しかったです😊
〈出雲大社前〉
一畑電車といえば、デハ50形!
映画「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」で、中井貴一さんが運転していましたね😊
あの映画で一躍有名になったと言っても、過言ではないと思います。
〈出雲大社前〉
もう少しゆっくりしたかったのですが、先へ進まなければいけないので、出雲大社とお別れです。
一畑電車で電鉄出雲市へ戻ります。
帰りの車両も、これまた派手な塗装ですが…
これも、どこからどう見ても、元京王5000系(笑)
もう首都圏では乗れない車両に乗れるのが、地方ローカル鉄道の楽しさの1つです。
〈出雲市〉
山陰本線の普通列車を待っていると…
381系国鉄色「特急やくも」が入線してきました😲
このカラー懐かしくてたまりません(笑)
本当、ラッキーでした。
〈出雲市〉
山陰本線 益田行に乗車。
日本海に沿って、山陰本線を進んで行きます。
キハ120系 2両編成、JR西日本の赤字線区で活躍している気動車です(笑)
製造コストを抑えた車両であり、至る箇所にバス用部品が使用されてます😅
ちょっと安っぽい車両ですが、これが意外にも、かなり速度を出して走るのです。
軽快ながらも迫力があります。
〈山陰本線〉
美しい日本海を眺めながら、地道に普通列車で進んで行きます。
涼しい車内から、絶景を眺める…
ローカル線は、ある意味「避暑地」だと思います。
〈益田〉
やっと着きました。
出雲市から長かった…
けど、美しい車窓に癒されました。
こんな遠い街に来てるけど、この頃はまだこんな時期😅
それにしても、イラスト上手い!!
〈益田〉
益田に降り立つのは大学1年春休み以来です。
6年ぶりに訪れたということになります。
その時は、普通列車で九州へ行く時で、ここで山口線に乗り継ぎました。
その頃が懐かしくなり、ちょっとほっこり。
色んな街に、色んな思い出があるって、なんかいいですね😊
この日は、益田で宿泊することになっていました。
ホテルのチェックイン予定時間まで結構時間があったので、先に夕食を済ませてしまうことにしました。
〈回転寿司やすまさ〉
駅前にあるのを見つけました。
「寿司」という文字を見て、もう頭の中は「寿司」しかありません(笑)
迷わずここにすることに決定。
「特上握り」を注文してしまいました(笑)
1つ1つ、丁寧に味わって頂きました。
学生の頃は、こんなもの食べられなかったなぁ…なんて思いながら😂
社会人だからできること、ですね。
回転寿司なので、一応、レーンが回っていますが、基本的に自分で板前さんに注文する形でした。
どれも握りたてを食べられる。
だから、さらに美味しくて、どんどん食べてしまう(笑)
特上握りの他に、さんま、サバ、ホタテ…色々食べました。
満腹になり、ホテルにチェックイン。
すると…
スタッフ:
本日、宿泊されるお客様には、特別にこちらの地酒とお米をプレゼントしております😊
なんと、地酒「玉櫻」(一升瓶)とお米「つや姫」(600g)をプレゼントとして頂きました😲
さすがに手で持って帰ることはできないので、宅急便で自宅へ送りました。
奥から段ボール箱を探して持って来てくださったスタッフさん、ありがとうございました。
お酒は親へプレゼント、お米は おにぎり にして後日美味しく頂きました😊
旅は3日目へ続きます…
-続-