皆様、こんにちは。
今回は、久しぶりの「大回り乗車」の旅です。
まず、「大回り乗車」とは…ですが、読んで字のごとく、目的地の駅まで大回りするということです(笑)
しかも、数百円で。
なぜ、そんなことができるのか?
時刻表の「営業案内」の「運賃計算の特例」に、以下のように記載があります。
「東京・仙台・新潟・大阪・福岡の近郊区間内のみを普通乗車券でご利用の場合、乗車経路を重複したり、2度同じ駅を通らない限り、乗車券の運賃は実際の乗車経路にかかわらず、最も安くなる経路を使って計算できます。なお、近郊区間内のみを通る乗車券は営業キロにかかわらず有効期間は1日です。また、途中下車はできません。」(引用:JTB時刻表 運賃計算の特例)
【2022年3月30日】
この日は、ごく普通の平日。
有給休暇を取って、丸1日鉄道に乗ってきました。
〈東北本線〉
雀宮から水戸線の小田林まで、片道510円の普通乗車券を購入し、いざ出発。
小田林は、小山駅の1駅隣であり、普通に行けば30分弱で到着します…が、今回は14時間かけて小田林へ向かいます(笑)
〈東京〉
AM7:09 東京に到着。
出勤日でもまだ熟睡してる時間😅
〈東京〉
ちょうど、寝台特急「サンライズ出雲・瀬戸」が、出雲市・高松から到着しました。
写真を撮っていたら乗りたくなってしまい、この年の夏の旅先がここで決まりました(笑)
〈東京〉
総武地下ホームから、総武快速線 千葉行に乗車。
千葉で内房線の君津行に乗り換え…
〈木更津〉
〈木更津〉
内房線・外房線 上総一ノ宮行きに乗車。
木更津発 上総一ノ宮行き、ロングラン普通列車です。
JR東日本で最も新しいE131系2両編成に揺られ、房総半島をぐるっとします。
〈内房線〉
かなり長時間走りますので、クロスシートも備わっています。
モケットカラーは、結構派手です(笑)
内房線からは、海がよく見えるのですが…
途中で心地よくなって熟睡してしまい、絶景ポイントを寝ている間に通過してしまいました😢
〈安房鴨川〉
内房線と外房線の境界駅です。
ここから外房線に入ります。
〈外房線〉
安房鴨川を出てから、お昼にしました。
千葉駅で購入した「万葉寿司」。
「鉄オタ道子2万キロ」を見ていた方は、あっ!となるかもしれませんね(笑)
最終回で出てきましたね。
素朴ですが、美味しく頂きました😊
〈安房小湊〉
特急の待ち合わせで長時間停車がありました。
この駅の隣、行川アイランドは巨大遊園地の廃墟があることで有名ですね(笑)
「行川アイランド」そのものが無くなっても、駅名は「行川アイランド」のままです。
〈上総一宮〉
木更津からのE131系の旅はここで終了。
外房線 京葉線直通 東京行きに乗り換え、大網へ向かいます。
〈大網〉
大網から東金線 成東行きに乗車。
この時、大網にいる高校の友人から、「なんで降りてくれないの~」と連絡がありました😅
ごめん、降りちゃいけないの(笑)
〈成東〉
なっとう…いやいや、なるとう です(笑)
〈成東〉
総武本線 千葉行きに乗車。
これで佐倉へ…
〈佐倉〉
成田線 成田空港行に乗り換え、成田へ…
この辺りは、短い間隔で乗り換えが続きます。
〈成田〉
成田線 我孫子行きに乗車。
成田-我孫子は松戸車両センターのE231系が運用に就いている訳ですが…
いつも常磐線を15両編成で豪快に高速走行しているE231系が、細々と単線を走っている光景に違和感を覚えます(笑)
〈我孫子〉
常磐線 水戸行きに乗り換えます。
〈常磐線〉
E531系グリーン車もまだ乗ったことがなかったので、我孫子→友部で乗車しました。
ほとんどE231系やE233系のグリーン車と基本構造は変わらないので、大差ありませんが…
〈友部〉
水戸線 小山行きに乗り換えです。
〈友部〉
水戸線の名物とも言える、始発駅停車中の交直切替試験。
一時、車内灯が消えます。
〈小田林〉
小山行きの列車を小田林で下車し、大回り乗車が終了しました。
このまま小山まで乗ってしまうと、同じ駅を2度通ってしまうことになるため、1駅手前で降りなければなりません(笑)
これにて、房総半島一周 大回り乗車は終了です。
~乗車経路~
雀宮
↓
〈東北本線〉
↓
東京
↓
〈総武本線〉
↓
千葉
↓
〈内房線〉
↓
木更津
↓
〈内房線・外房線〉
↓
上総一ノ宮
↓
〈外房線〉
↓
大網
↓
〈東金線〉
↓
成東
↓
〈総武本線〉
↓
佐倉
↓
〈成田線〉
↓
成田
↓
〈成田線〉
↓
我孫子
↓
〈常磐線〉
↓
友部
↓
〈水戸線〉
↓
小田林
- 乗車区間:雀宮→小田林
- 乗車時間:14時間
- 運 賃:510円
-終-