皆様、こんにちは。
もうすぐGW、とても楽しみな反面、その前後は間違いなく激務になるので、少し…な気分😅
それでも、貴重な連休ですので、有意義に時間を使いたいと思います。
さて、前回の旅記の続編を書いてまいります。
~2日目 2023年1月10日~
AM4:00 目覚ましアラームと共に起床。
大船渡から栃木まで、普通列車で帰らなければならないので、当然の早起きです(笑)
この日は、平日の月曜日。
正月出勤分の代休を充てて、旅しました。
〈大船渡〉
まだ、日が昇る前。
薄暗い、大船渡駅を後にします。
雪は降ってないが、海の方から吹いてくる、も~の凄く冷たい風。
寒いとか冷たいを越して、痛かった…
これが、冬の大船渡なんですね😊
日が暮れた後に着いて、日が昇る前に立ち去った大船渡。
今日は、「青春18きっぷ」で来たから、普通列車で帰るしかない。
そして、明日は仕事だから、今日中に帰らなければならない。
時間の制約があるから、仕方ない。
でも、正直、もっと大船渡の街を歩きたかった。
名残惜しかった…
そんなことを思いながら…
大船渡線BRTに乗車して、2日目の旅が始まりました。
〈盛〉
大船渡線の終着、盛に到着。
BRTの旅は、ここで終わりです。
かつて、大船渡線の線路であった所を舗装してバスが走っている訳ですので、大船渡線ホームに到着します。
鉄道時代の跨線橋が、そのまま残っており、元々線路であったことがよく分かります。
〈盛〉
三陸鉄道に乗り継ぎます。
1両編成の釜石行です。
〈三陸鉄道〉
三陸鉄道の車内から、日の出を見ることができました🌅
美しかった…
ずーっと、車窓から朝日を眺めていました。
〈釜石〉
終点、釜石に到着。
路線図で見ると、盛-釜石は短く感じますが、所要時間は約50分程かかります。
〈釜石〉
釜石線に乗り継ぎます。
快速「はまゆり2号」盛岡行
指定席に乗って、ゆったり釜石線を乗り通します。
〈釜石線〉
乗車した車両は、キハ111系のトップナンバー!
快速「はまゆり」の指定席車両は、リクライニングシートなので快適です。
一応、急行型気動車です。
快速「はまゆり」の前身にあたる、急行「陸中」の名残ですね。
しばらく走っていくと、釜石線で最も難所である仙人峠(陸中大橋-上有住)に差し掛かると、ものすごい吹雪。
車輪を空転させながら、山道を踏ん張っているのが、乗っていてよく分かりました。
Ωループ線で勾配を緩和している区間ですが、それでも急勾配なのでしょうね。
〈釜石線〉
本数が少ないローカル線での途中駅列車交換は、ちょっとテンション上がります😅
やっと対向列車に会えた~って感じです(笑)
〈釜石線〉
遠野盆地に差し掛かると、雪も落ち着いてきました。
この長閑さ、なんだかホッとします。
〈遠野〉
ここで、やっと釜石線の半分過ぎたなという感じです。
遠野も、またゆっくり来たい街です。
釜石線沿線は、魅力だらけです😊
〈盛岡〉
花巻から東北本線に乗り入れ、終点の盛岡に到着。
釜石-(花巻)-盛岡 快速「はまゆり」で所要時間2時間20分。
各駅停車に乗ると、もっと掛かります…(笑)
岩手県が広いのか、それとも釜石線が険しいのか…
どっちもか(笑)
〈盛岡〉
これだけ乗っても、まだ岩手県内。
快速「はまゆり」の車内検札で、青春18きっぷ に最後の5回目のサインをしてもらいました。
盛岡では、ちょっと早めの昼食を済ませ、お土産を買って、少し休憩。
もう20代半ば。
大学生の頃のように、隙間なく普通列車を乗り継ぐということが、少し辛くなってきた…というのが本音です😅
いや、まだ20代じゃん!と思われるかもしれませんが、二十歳と25歳では、体力が違うのです(笑)
この5年って、たった5年だけど、大きな差がある気がします。
気持ち的には、まだまだ行けるんですけど…
盛岡なら東北新幹線にも乗ることができます。
新幹線に乗れば、宇都宮まで約2時間で着きます。
〈盛岡〉
しかし、今回は「青春18きっぷ」の旅。
普通列車しか乗れません。
大人しく、東北本線に乗り継ぎます。
701系2両編成 一ノ関行に乗車。
〈一ノ関〉
東北本線としては、ここが北東北と南東北の境界。
一区切りです。
〈一ノ関〉
東北本線 小牛田行に乗車。
ここからは、仙台の701系です。
途中の小牛田で仙台行への乗り換えを挟み、一気に仙台へ。
〈仙台〉
仙台に着くと、雪が降っていました。
思えば、仙台で雪降られたのは初めてかもしれません。
寒かったなぁ…(笑)
〈仙台〉
東北本線 白石行に乗車。
仙台まで来れば、栃木はもう少しです(笑)
仙台で少しのんびりしたかったなぁ…
途中の白石で福島行への乗り換えを挟み…
〈福島〉
接続良く、郡山行に乗り継ぎます。
ちょうど、学生の帰宅時間と被り、車内は高校生で一杯。
うっすらと雪が積もった福島の景色を見ながら、東北本線を南下して行きます。
途中、郡山、新白河、黒磯で乗り換えを挟み…
〈宇都宮〉
黒磯→宇都宮で乗車したE131系。
〈宇都宮〉
無事に「ただいま」できました。
大船渡から栃木まで、遠かった、長かった…(笑)
片道:約13時間半
往復:約27時間
往路は気仙沼経由、復路は釜石・盛岡経由。
長旅となりました。
今回は大船渡の到着時間が遅く、そして出発時間も早く、ゆっくり街歩きをすることができませんでした。
また今度、大船渡を訪れたときは、ゆっくり街を歩きたいですね😊
そうそう、「かもめテラス」でスイーツが食べたいのです(笑)
最後に、今回の旅において、最も心に残った車窓を載せて、旅記を終わりたいと思います。
〈三陸鉄道〉
~ 被災地の明日に希望あれ ~
-終-