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最高の女神

<最高の女神>
今日
ちかからメッセで一言
「会いたい」と送られてきた。
付き合ってるときにも
ちかからその言葉を聞いたのはほどんどない。
僕はすぐに電話を返そうとして、その手を止めた。
そして一息ついて
ひとつの決心をしてから再び電話をかけた。
電話に出た彼女は
寂しいと泣いていた。
僕はひとつの想いをひたすらに送りながら
ただそれを聞いていた。
「お前はもう大丈夫。ひとりでたてる」
それは僕自身にも言い続けた言葉かもしれなかった。
今ここでやり直したら
あのとき決めた純粋な想いが無駄になる。
僕達が自分たちの未来のために選んだことが無駄になる。
そしてあのとき願った望む未来を二度と選べなくなる。
ずっと泣いていた彼女は
ようやく落ち着いて
ポツリポツリと今の気持ちを話してくれた。
そして
別れるときに言えなかった本音を
すべて話してくれた。
「自分が病気になって重荷になってるんじゃないかずっと心配だった」
「それは自分でもびっくりするくらいないなあ」
「だから見た目が全然変わってもそばにいてくれて嬉しかった」
「顔では選んでねえしな。そもそもお前の顔はタイプじゃないw」
「ひどwなんで付き合ってたのよw」
「安らぎやな。陽だまりみたいなお前の存在にずっと癒されてた」
「そっか。じゃあ長居させすぎちゃったね。
私がずっとだいが自由に生きるための枷になってたね。ごめん」
「それは違う。それは俺に選ぶ力がないって言ってる。
お前の隣に3年間いたのは、俺自身が望んだ結果だから。
そこは謝るんじゃなくて、むしろ誇りに思ってほしいわw」
「わかった。ありがとうw」
「・・・落ち着いたか?」
「うん、スッキリした」
「しかしがん患者をおいて恋しにいくなんて俺も最低な男だなw」
「ほんまそれw」
「その汚名はしっかり引き受けるよw
でも本心を隠しながら付き合っていく方が不誠実だと思ったから。
お前のことは愛しいと思うし
結婚するんだったらお前しかいないと思うけど
心のどこかで、この想いは恋じゃない。
本当にこの人でいいんだろうか。
その想いがどうしても拭いきれないんだよ。
それはお前も同じだって言ってたろ。
お前との関係が深くなるたびに
その想いがどんどん強くなっていってるんだ。
そのひっかかってる想いをクリアにしないと
結婚は出来ないし
お互い心から幸せだとは思えない。
それはお互いにとって、とても不誠実だと思うんだ。
だから
ずっと捨てきれない想いを選ぶと決めたんだよ。
世界中を旅しながら
世界中の女性と恋に落ちて
そのときそのときの想いを
写真と物語として作品にしたい。
その生き方をやりきらないと
絶対に後悔する。
こんなに恵まれた環境があって
こんなに愛してくれる子がいて。
本当に幸せなはずなのに。
どうしてもこの想いが捨てきれない。
だから
どうせ生まれたんだったら
その夢を実現させたい」
「分かった。
大好きだったよ。
ずっと愛してた。
今も愛してる」
「俺もだよ。
でもだからこそ
別れなきゃ前に進めない」
相手に向かって愛してると
気持ちを伝えたのは
お互いこれがほとんど初めてだった。
「実はお別れの時は言えなかったけど
だいのためにって思って笑顔で見送ったけど
あとでひとりで泣いた」
「気持ちよかったの俺だけかよw
それはちゃんと言えよw
これから先も気持ちに気づけないだろw」
「だって素直に言えんかったんだもんw」
「ありがとな。
寂しかったり切なかったりするのは俺も同じだよ。
きっとお前と同じだけ思ってる。
それ聞けて本当に嬉しかった。
本当にいい女だなお前は」
「へへ。これからもいい友達でいようね」
「そーだな。今度見舞いいくわ」
僕は最後の最後で
僕がずっと思い描いていた女神になった彼女を見た気がした。
いや、ずっと女神だったのかもしれないけど
僕がそれを初めて認識した。
自分の想いよりも
大切な人の幸せを願い、行動すること。
相手がどう思っているか分からない中で
自分の気持ちをまっすぐに届けること。
それは
僕がずっと昔に願った女神の象徴だった。
愛しくて切なくて
本当に感謝しかない。
「生まれてきてよかった」
心からそう思えた瞬間だった。
別れて初めてできる作品もある。
この対話もそう。
僕はこの言葉達が
いつかどこかは分からないけれど
誰かの想いと共鳴することを知っている。
だからこそ
僕の想いを赤裸々に
こうして記すことに意味があると思っている。
僕たちの選択をまったく理解できない人もいると思う。
僕は自分の言葉に酔っているのかもしれない。
だけど、それでもいいと思う。
伝えたいと思うその気持ちは
分かり合いたいと思うその気持ちは
みんな絶対に持っていると思うから。
今は
ここまで自分の想いに純粋に向き合い
それをパートナーと共有し
お互いの未来を大切に育んでいくと
決められたことを祝福したい。
ありがとう。
最高の女神を写し出すこと。
それが僕のやりたいことだと気づかせてもらった。
そのために
この身体と命を使い尽くす。
そのために死ぬのなら悔いはない。
一歩一歩
歩んでいこう。
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