それは突然起きた
何の前触れもなく、、、
その日はいつもより少し暗い朝だった。
鳴るはずの目覚ましも鳴らず、気持ち良い目覚めと共に清々しい朝を迎えるはずだった僕を突然の焦りが襲った。
時計の針は7:30を回っていたのだ。
いつもなら7:00前に目覚めるはずがいつもより少し遅くなってしまった。
長い人生の中ではほんの一瞬かもしれないが、1日の朝の貴重な時間において、それは生まれた赤ん坊が突然中学生になるくらいの時間の経過を意味していた。
とりあえず、急ごう
その言葉だけが僕の頭の中でぐるぐると回り、毎朝の儀式のシャワータイムもいつもより手短に済ませた。
きっと漫画ならこんな朝は食パンを咥えて家を出るのだろうけど現実はそんな事はやってられない。
とりあえず、身支度をし、いつもの道をいつもより遅い時間に駆け抜けた。
街路樹の桜をゆっくりと眺める時間もなく、、、
そんな時間との勝負に僕は見事勝った。
出勤時間には十分間に合うくらいの圧勝だった。
ロッカーでいつものように着替えようとすると、、、
靴下左右間違えちった![](https://emoji.ameba.jp/img/user/sh/shiho44/5097.gif)
![](https://emoji.ameba.jp/img/user/sh/shiho44/5097.gif)
んー
これはこれでおしゃれ、、、
いや、オシャンティだな![](https://emoji.ameba.jp/img/user/be/bell-tree-911rira/864.gif)
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こうしてこの日はオシャンティ柳川として過ごしたのでした。
終わり