愛しくて
会いたい
あなたを
躊躇(ためら)いながら想う日々
あなたを想えば想うほど胸が痛い
好きになればなるほど近づけない
私らしくなれないほど愛している
もし、春が来て
ミツバチが想いを運んでくれるなら
もし、夏が来て
太陽が私の影を照らしてくれるなら
もし、秋が来て
枯れた思い出を散らしてくれるなら
もし、冬が来て
悲しいお伽噺を凍らせてくれるなら
私は明日あなたを忘れて旅に出ます
こうすい
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『蕾』 (降水社): 2015

