「リユース品にしては高い!」
「定価を考えたら安すぎる!」
様々なご感想があることと思います。
「どうやって値段つけてるの?」ときっと疑問に感じますよね。
品物の価値を値段にして数値化するのは正直とても難しいです。
誰しもが納得する価格、「正解」というのは恐らくないと思います。
だからこそ、小杉ママのチャリティーリユースとしては、私たちなりの基準をもって値段を考えてつけるようにしています。
その基準を少しでもご理解頂けたら嬉しいなと思い、コラムにしてみました
私たちが価格をつけるときの基準は以下の3つです。
①状態
②定価
③需要
①の状態は、
新品(買ったままの状態)→未使用品(開封したり、1~2度試着はしているが日常で使わなかったもの)→ リユース品(日常で使用したもの)
という3通りにまず分かれます。
リユース品は、シミや汚れの有無、ほつれや傷の有無、毛玉やケバ立ち・ヨレなど布の状態を見ます。
最初の値付けの段階では、状態が最優先の条件となります。
①を見た上で、時間のある範囲で②の定価を調べます。調べる時間がない時には経験値での判断をしています。
①、②の判断が済んだら③の検討になります。これは完全に経験値からの予測です。
そのため、売れないまま時が経過した場合、需要が少ないという判断になるため、品物整理会などで随時値下げを行っていきます。
①状態、②定価、③需要
この3点から判断はしているのですが
この3つを支えるベースとなっている私たちの価値観があります。
それは、「寄付金の多さよりも、新しい人にモノが渡っていくことを優先する」、というものです。
そのため、値段の引き下げには応じます!
寄付金は結果としてついてくるものです。
私たちが介在する一番の意味は、捨てられてしまうかもしれなかったモノたちを、新たな人に喜んで使ってもらうことだと思っています。
でも全てを無料としないのは、寄付頂く方に、活動の意図をご理解いただいて品物を提供頂いているからです。
寄付金の多さよりも、新しい人にモノが渡っていくことを「優先」はしますが
ママだからこそできる活動で、地域の親子支援の団体にチャリティーという形で貢献することも私たちの活動の大きな目的です。
品物を寄付すること
品物を買うこと
活動に参加することが
「寄付額」という形になって
今の自分たちではできない活動を代わりに行ってくれる誰かの役に立ててもらいたいという気持ちがあります。
寄付していただいた方、活動に協力くださる方、購入してくださる方の気持ちが「寄付額」だと思っています。
そして余談&勝手な思いで恐縮なのですが…
せっかくご縁のあったモノならば
少しでもお金を払うことによって、少しでも大切に使って頂けたら嬉しいです。
重ね重ねになりますが、
新しい方に「気持ちよく」使っていただきたいという思いがあるからこそ、
値下げのご要望があれば応じます!
私たちの値付けは「正解」ではないと思っています。
なので、高いな、と感じたら、遠慮なくおっしゃってくださいね
私たちが付けた値段で買ってもいいなと思って頂ければもちろんありがたく嬉しいです
でも、あともう少し安かったら…と思った時にはご遠慮なく!
基本的に早くご連絡を頂いた方からお引き渡ししているので、気軽にご連絡頂けたら嬉しいです。
もちろん、寄付先にとって、寄付額が多少なりともお役に立っているということも忘れないで頂けたら嬉しいです!
…が、この部分は私たちのまだ至らぬ点で、寄付額が実際にどう使われているのかのリサーチがまだ不足しているので
少しずつ調べて、ご報告していきたいと思っています。
まだまだ未熟な活動ですが、
皆様のご協力、ご意見を頂いて
地域の小さな活動として共に作り上げて頂くことができたなら本当に嬉しいです。
いつもながら文章が長くてすみません
今後とも小杉ママのチャリティーリユースをよろしくお願い申し上げます。