ツチグリ菌をいろんな樹木に接種してその効果を見ているが根っ子を掘るというのは少し面倒だハッ先日、ビール工場に行った時はビニール袋を持参してその中にちぎった根っ子を入れて持ち帰った。でももう少し違うやり方があってもいいよねえー


そこで思いついたのが接種苗の枝先とか花芽でチェックするという方法だキラキラこれならとても簡単だ。そこで昨日は雪がまだ残っている裏山に行ってブルーベリーとコナラの枝を切ってきた。今まで菌根菌は根っ子に付くと思っていたが実は地上にも付くようだ。考えてみればそうだよねびっくりマーク樹木は菌根で養分や水分を吸収して葉っぱまで送り込む。そして葉っぱでは光合成して得られた炭水化物を根っ子に送って循環している。だったらどこを採っても菌根菌は見つかるはず。

そして裏山のブルーベリーの写真がこちらです。

ちゃんと共生してたんだねラブラブしかも菌糸の先っぽまで見える。
これは『脱ピートモス』を目指してブルーベリーにツチグリ菌を接種したあと林野に植えたものだ。おそらくこのきのこを共生したことで大きな樹木と地下のネットワークを作ってスクスク育つはずだ。しかも無農薬の果実ができるかもしれない。

主人から聞いた話。あのリンゴの無農薬栽培で有名な木村さんはうまく行かなくて山に入って◯のうと思ったとき1本の元気な木を見て気がついた。『何でこのリンゴの木はこんなに生き生きしてるんだ。それに比べてオレの畑のリンゴはガーン』と。でも後で知ったがその元気な木は実はリンゴではなくどんぐりの木だったらしい。

そこで思った。そのドングリの木はおそらく外生菌根菌がついていてしかも他の樹木とネットワークができていたのだろうと。(これは私の妄想です😉)

果樹栽培では化成肥料ではうまく育たないらしい。では何がいいか?それはおそらく山にある落ち葉なのかも。そう思ってその実験をしている。それがうまくいったらそれを畑で実証したい。


それからまめだんご栽培の為のコナラの写真はこちらです。
小枝と葉芽にまとわりついたツチグリの菌糸を発見した。これはホントにツチグリ菌なのはてなマークと疑う人もいると思う。ま、そこは毎日顕微鏡で見ているとわかる。だいたいそうだろうとね上差し

もし違ってからあとで訂正しますお願い