私が『菌根の世界』の本で一番知りたかったこと。


それは外生菌根菌アーバスキュラー菌根菌との違いだ。それについては少しややこしいので箇条書きにした。(興味のない方はスルーしてくださいニコニコ



1. 陸上植物の起源は4億3千万年前。

2. 森林樹木は1億数千年前。外生菌根菌の初期の子実体化石が発見されたのもこの頃。

3. 外生菌根菌が出現する前はアーバスキュラー菌根菌などが植物の共生パートナー。

4. 木本植物が出現してアーバスキュラー菌根菌より都合のよい外生菌根菌の共生システムを獲得した。

5. いくつかの外生菌根菌の樹種では、実生の段階ではアーバスキュラー菌根菌と外生菌根菌の両方を形成する場合があるが、いったん外生菌根菌が形成されるとアーバスキュラー菌根菌はほとんど見られなくなる。

6. 現存する陸上植物を比較すると大多数はアーバスキュラー菌根共生を主としており、森林を構成するような樹木だけが外生菌根共生を行っている。



ふむふむ。少しわかりかけてきたよルンルン外生菌根菌とアーバスキュラー菌根菌の関係が。私が持っているツチグリ菌は外生菌根菌だからアーバスキュラー菌根菌がついてる樹木でも気にしなくていいんだね。だっていつかは勝利するから🍀


そこで昨日は裏山に行ってアカマツの幼苗を掘ってきた。木の葉をどけるとそこに見つかった。



根っ子を洗って顕微鏡で見たらもうすでに先客がいたガーン


これらが何なのかわからないけれど、それを取り除かないでこのままツチグリ菌をくっつけてみる。根っ子を傷つけないように丁寧にやろう。

昨日は町まで行ったついでに赤玉土を買ってきた。これがないと私の実験は進まない。母はいつも『またそんなもの買ってきてムカムカ』と一言いう。だから隠しておいたニヤリ

口うるさい親を持つとなかなか大変だ。
ヤレヤレあせる