ポスドク留学のTax return
ものすごく久々の更新です。研究はなんとか軌道に乗り、忙しい日々を過ごしております。当初の留学期間は3年ですが、大体半分くらいになりました。最近はあと半分で論文を仕上げられるのかと心配しています。アメリカではこの時期は税金の申告の時期になります。日本で言う確定申告、こちらではtax returnとなります。私は今回で2回目になり、忘れないうちに書いておこうと思いました。注意点:個人的な経験からの記載であり、このやり方が完璧ではないと思いますし、もしかしたら抜けていることや勘違いもあるかもしれません。あくまで参考程度にしてください。ポスドク留学の場合、J1ビザでの滞在になり、tax returnの申請が必要になります。給与があってもなくても必要です。ない場合には無いという旨の書類を送るだけとのことです。私の場合には多少の給与をアメリカでもらっているため、給与ありとして記載していきます。また、申請する立場の前提条件として、Non-residentである必要があります。これはJ1ビザでかつ、アメリカにいる期間が2年以内という状態です。複雑なのが、アメリカの滞在期間の合計が2年以内ということで、留学が始まる前のアメリカの滞在も含まれます。学会での滞在とか、ハワイへの旅行とかも含まれます。また、滞在の区切りが1月1日になるので、2年間滞在していなくても、2回年を跨ぐとその時点でnon-residentではなくなるようです。(つまり3回目の申請は期間によらずresidentになります。)まず書類として、W-2とForm1042Sが必要になります。これらは勤め先の大学や研究期間から発行されると思います。その書類を手元に用意して、申請書類を作成することになります。重要な点は、non-residentの申請は通常の申請ソフト(TurboTax等)では出来ません。私はSprinTaxというサイトを使って申請書類を作成しました。とても分かりやすく、non-resident用に特化されているのでオススメです。これがあれば、税理士さんでの依頼などは必要ないと思います。このサイトを使って、1040NR, 8843という書類を作成できます。これで必要な書類は揃うと思うので、あとは印刷して指定の場所に郵送orネット経由での申請になると思います。しかし私の場合にはネット申請が2回ともできず、郵送しました。SprinTaxの良い点はFederal taxもState taxも書類が作れます。勤め先の大学の無料のソフトとかではFederalは作れても、Stateは作れず、結局SprinTaxを使うことになりました。ちなみに最後にSprinTax使用料として130ドルくらいかかります。それでも、ポスドクの給与程度では低所得なので、ほとんどの場合には税金が返ってくると思います。つまり、申請をすることは義務でやらざる負えないのですが、やればお金が返ってきます。私の場合には、すでに留学していた友人に色々教えてもらってなんとか出来ました。しかし、日本人に教えてもらえるような環境にない人はかなり苦労すると思います。そもそも留学生でないとこの申請はしないし、給与なども人それぞれなので、ラボの人に教えてもらっても結局わからないことが多いと思います。この記事が多くのポスドクの参考になれば幸いです。ちなみに3回目以降のresidentになった後の申請はかなり複雑になるようなので、かなり心配しております。。