みなさん、こんばんは音譜

本日もご覧いただきありがとうございます音譜

 

「AO入試・推薦入試・小論文対策専門塾 KOSSUN教育ラボ」のスタッフですひらめき電球

 

 

◆誰でも明文が書ける「志望理由書の型」

 

第1部「志の宣言!」

第2部「一貫性の提示」

第3部「志望理由」

第4部「〆のひと押し」

 

今日は、

第3部「志望理由」

このパートで書くべき内容について詳しく解説して参りますビックリマーク

 

このパートは、分量としては40~50%程度です。

「志望理由書のメインとなるパート」です。

 

 

 

 

 

上の例文のように、理由を整理していきます。

みなさん、いま思いつく志望理由を挙げてみてください。

 

 

 

 

「キャンパスが広くてきれいだから」

「家から近くて通いやすいから」

「学費が安いから」

 

 

そういったことも、志望校選択の重要な基準ですが、

残念ながらいずれも「志望理由書」に書くべき内容としてふさわしいものとは言えません。

 

合格者が書いた志望理由ベスト3を参考にしてみましょう。

 

 

◇志望理由①指導教員

 

「大学は勉強するところではなく、研究するための場所」です。

もちろん、講義を受けて知識を身につける学びもありますが、

中学校や高校とは違い、

「受け身の勉強」ではなく、

「自らの意志でテーマを持って研究」しなければ、卒業ができません。

 

勉強と研究の一番の違いは、

「研究には答えがない」ということです。

 

自分の頭で考え、自分からすすんで何かを探求する行動力が必要です。

だからこそ、「指導教員」が重要な志望理由になり得るのです。

 

「どうしても、この先生の指導を受けたい!」

といった他に代えがきかない内容は、強い志望理由になります。

 

ただ、そのぶん面接時には突っ込んだ質問をされるので覚悟してください。

 

指導を受けたい先生がいらっしゃる場合、前もって著書や論文を読んでおくなど

入念な下準備が不可欠!になります。

 

熱心な受験生は、あらかじめ先生に個別に連絡をとって、

入学後の研究の方向性に関するすりあわせを行っています。

 

指導教員やその先生が書いた本や論文の調べ方がわからないとき・・・

まずはその先生の名前から著書や論文を検索しましょう。

 

特定の教員がわからない場合は…

↓の図のように「関心のある分野」から探すこともできます。

 

 

 

また、国立の機関が運営している下記のサイトで調べることもできます。

 

researchmap(リサーチマップ)

研究者について調べるためのデータベース・サイトです。

国内約22万人の研究者情報などが掲載されています。

 

CiNii(サイニィ)

論文や図書・雑誌などが検索できるデータベース・サイトです。

 

論文や著書の内容を、部分的にしか理解できなくても心配いりません。

学術論文を補助なく読みこなすのは、受験生でなくても難しいことです。

理解できなかった分をメモし、あとで直接質問してみてもよいでしょう。

 

 

◇志望理由②人的ネットワーク

 

圧倒的な人気を誇る大学といえば、早稲田・慶応ですが

なぜそこまで大きく支持されているのだと思いますか?

 

 

「偏差値が高いから?」

「異性にモテるから?」

「研究の環境が整っているから?」

 

どれも一理あるでしょう。

ですが、早慶が絶大な人気を誇る本当の理由は…

 

長い歴史のなかで築かれた人的ネットワークにあります。

人的ネットワークとは、人と人とのつながり、いわゆる人脈のことです。

 

早稲田大学には「稲門会」という全国に広いネットワークを持つOB・OG組織が存在します。

また、慶応義塾大学には「三田会」という同じく国内でも最大級の規模を誇るOB・OG組織があります。

 

「タテのつながり」と「ヨコのつながり」は、

「あなたの今後の人生を左右する」といっても過言ではないほど、

とても大切なものです。

 

「タテのつながり」とは…

先生と学生、先輩と後輩の関係のことです。

 

「ヨコのつながり」とは…

同僚とか同期のことです。

 

 

大学で獲得できるのは、知識だけではありません。

 

学問・研究・知識以外のところで、

「なにをどれだけ多く経験できたか」が、

あなたの学生時代の価値を決めます。

 

その中で、仲間との出会いは最も大切なもののひとつです。

 

早慶は、人的ネットワークが広くて豊かなぶん、

仲間との出会いのチャンスが多いのです。

 

ですが、「だから早慶に行くのが一番いいんだ!」

というわけではありません。

 

早慶以外にも、

各大学は独自の人的ネットワークを築いています。

 

各大学のネットワークの特徴を知って、

あなた自身が求める人財はどこにいるのかをきちんと見極めましょう。

 

 

志望理由書づくりを通じて、

大学独自のネットワークを調べてみてください。

 

 

◇志望理由③アドミッション・ポリシー(教育方針)

 

最後に、志望理由のなかでも最も重要なのが、

「アドミッション・ポリシー(教育方針)」です。

 

「アドミッション・オフィス入試」、略して「AO入試」というくらいですので、

アドミッション・オフィスが掲げるアドミッション・ポリシーに共感する受験生を見極めることが、「AO入試」の本来の目的です。

 

アドミッション・ポリシーは、

大学や学部が「ここだけは絶対に譲れない!」と大切にしている「思い」や「考え」だといえます。

 

ですから、

このアドミッション・ポリシーに共感できなければ出願してはいけません。

ここに食い違いがあると、あなたにとっても大学にとっても不幸な出会いになってしまうからです。

 

自分に合わない大学にを受験して時間を無駄にする必要はありません。

万が一、合格したとしてもその場所ではあなたの能力が十分発揮できないはずです。

 

あなたが希望している、または「気になる」と感じている大学や学部のアドミッション・ポリシーを実際に調べてみましょうビックリマーク

 

各大学は、学部ごとに異なるアドミッション・ポリシーを掲げていて、

それに合致した学生を求めています。

 

アドミッション・ポリシーは唯一無二です。

だからこそ、アドミッション・ポリシーへの共感は説得力の高い志望理由になり得るのです。

 

ただし、

「私は、○○学部の○○というアドミッション・ポリシーに合致しています」と書いたところで説得力はありません。

 

あなたの「過去の行動」と「現在の問題意識」と「将来のビジョン」で、

アドミッション・ポリシーに合致していることを示しましょう。

つまり、実体験に基づいて書くことが大切なのですひらめき電球

 

「○○の経験(過去の行動)から、○○学部を志望するにいたった。そしていま、現代の社会について○○が課題だと考えている(現在の問題意識)。○○学部の教育方針に沿って研究することでその解決を模索し、将来○○という社会貢献をしたい(未来のビジョン)。」

 

このように、具体的な言葉で書き表します。

 

過去・現在・未来の一貫性のなかで、審査官は学部とあなたの相性を判断します。

 

アドミッション・ポリシーを自分なりによくかみ砕いで消化することが大切です。

 

 

◇志望理由 番外編① 「資格実績」

 

国家資格をはじめとした各種資格の合格実績が№1、もしくは全国トップレベルの大学があります。

そういった「資格実績」は、十分な志望理由になります。

 

あなたが将来、その資格や検定の取得をめざすにあたって、合格率トップの大学への進学は最短ルートといえます。

また、進学後・卒業後も人的ネットワークの点で有利にもなるでしょう。

 

 

◇志望理由 番外編② 「地域性」

 

これは、「ある地域で育った人が、将来もその地域に貢献していく」ということです。

 

とくに国立大学では、地域性が色濃くでます。

例えば、横浜国立大学は、キャンパスのある神奈川県の活性化を使命の一つとしています。

現に、教育人間科学部の推薦入試では、毎年地元の神奈川県出身者のみ出願できる「地域枠」が用意されています。

 

「自らが生まれ育った地域で学び、その後の生涯にわたってその地域に恩返ししていきたい…」

そう決意している地元愛の強い受験生もいます。

 

そうした受験生は、地域活性化を担う大学が強く求めている人財なのです。

 

 

◇志望理由 番外編③ 志望理由はいくつ書くのがベスト?

 

ここまで、5つの志望理由を紹介致しました。

決められた文字数にもよりますが、

1500文字以上ある場合は、3つ志望理由を挙げてあると審査官も納得しやすいはずです。

 

志望理由を書く際のコツは…

「後だしにすること」です。

 

志望理由を3つ挙げるのなら、

「一番説得力のある理由」を最後の3番目に書き、

読み手に強いインパクトを与えましょうひらめき電球

 

 

 

 

 

 

 

 

次回は・・・

 

◆誰でも明文が書ける「志望理由書の型」

第1部「志の宣言」

第2部「一貫性の提示」

第3部「志望理由」

第4部「〆のひと押し」

 

第4部「〆のひと押し」のパートで書くべき内容について詳しく解説して参ります。

最後のパートになりますねビックリマーク

楽しみにお待ちください。

 

それでは、本日もお読みいただきありがとうございましたビックリマーク

 

 

 

 

 

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