電気自動車等の整備業務
日程:2023/09/11(月) 講習時間:7.0時間
・受付時間:07:30~08:20
・オリエンテーション:08:35~08:40
・講習開始:08:40
・終了時間:17:15
・座学:6.0時間、実技:1.0時間
・参加者:29名(男性:26名、女性:3名)
・受講資格:特になし
講習会場:コベルコ教習所 市川教習センター
・住所:千葉県市川市二俣新町17
08:00に到着し、08:10に受付しました。
特別教育の修了証の提出を求められましたが、前回安全衛生教育の修了証の提出を、誤って特別教育の修了証を提出してしまった事を話したら、ちゃんと保管していて頂いていたので一件落着
受講料を支払い、お弁当の食券を買って08:15に入室しました。
初めての教室でしたが、今回は広い教室でした。
前から4列目、二人掛けの座席でした。
1名キャンセルの29名でした。
講師は前回と同様、副センター長でした。
講義内容
【「電気自動車等の整備業務に必要な特別教育のあり方に関する検討会」の報告書】
電気自動車等の整備業務に係る特別教育
«学科:6.0時間»
1 低圧の電気に関する基礎知識 60 分
①低圧の電気の危険性
②短絡
③漏電
④接地
⑤電気絶縁
2 低圧の電気装置に関する基礎知識 150 分
①電気自動車の仕組みと種類
②コンバータおよびインバータ
③配線
④駆動用蓄電池及び充電器
⑤駆動用原動機および発電機
⑥電気使用機器
⑦保守および点検
3 安全作業用具に関する基礎知識 30 分
①絶縁用保護具
②絶縁工具および絶縁テープ
③検電器
④その他の安全作業用具
⑤管理
4 電気自動車の整備作業の方法 60 分
①充電電路の防護
②作業者の絶縁保護
③停電電路に対する措置
④作業管理
⑤救急処置
⑥災害防止
⑦災害事例
5 関係法令 60 分
労働安全衛生法関係法令中の関係条項
«実技:1.0時間»
電気自動車の整備作業の方法について 60 分
①絶縁用保護具等の使用
②サービスプラグの取外し・取付け
テキスト
電気自動車整備業務等作業教本 特別教育テキスト (全国登録教習機関協会)
約170ページの内容が濃いテキストです。
学科講習
08:40~16:05
前回と同じ講師なので、講義スタイルは一緒です。
主にPowerPointとテキストを見ながら聞きました。
講師から、試験は無いが、大切な箇所は線を引く指示をする旨を言われ、結果的にマーカーで線を沢山引きました。
その為か時間の経過が早く感じました。
学科試験は無いので、気楽に聴いていれば大丈夫です。
テキスト中心の講義でしたが、講師の経験談や考えを交えていたので良かったです
AM中に時間を割いた丁寧な内容だったので、PMはやや駆け足で進めました
その為マーカーする量も減りました。
電気自動車等の整備業務に係る特別教育は、低圧電気業務特別教育から独立しただけあって、全体的に低圧電気業務と電気自動車整備業務の内容が半々ぐらいでした。
絶縁用保護具や検電器などは、低圧電気業務特別教育で学んだ内容です。
但し電気自動車の構造や鉛蓄電池など、知らない事を学べたので楽しかったです
400円のお弁当は毎回楽しみです
とんかつとカレーがメインでした。
実技講習
16:15~17:15
受講生が見ている前で実技を行うので、内容によっては緊張します
- 絶縁手袋の使用前点検と装着
- サービスプラグの取外しと取付け
先ずは講師が説明と実技を行います。
その後に受講生が順番に実技を行います。
絶縁手袋の使用前点検と装着は、手袋に空気を含ませて、そこから空気が漏れていないかチェックします。
そこで空気が漏れた場合、手袋に穴が開いていることになります。
結果的に新品の手袋なので、穴は空いていませんでした
使い捨てゴム手袋の上から、絶縁手袋をします。
その状態を保ちながら、次はサービスプラグの取外しと取付けです。
絶縁手袋の点検をする前に、列に並んだ時、サービスプラグ単体を渡されて、そのロックの仕方と作動方法を行いました。
講師が一人ずつ丁寧に、サービスプラグの取外しと取付けを教えてくれます。
実際に取外しと取付けを行って終了です。
忘れてはいけないのが、取付けた時にロックをすることです
時間にして1分弱です。
決して難しくない実技なので、初めて触れる部品ですが問題無いです。
器具や道具を作動しない実技だったので一安心です。
この実技の後に、低圧電気業務特別教育で使う20分のDVDを見ました
最後にアンケートを書いて、修了証を貰って17:30に退出しました