先月後半の函館~弘前散歩を挟んで
W杯は全64試合(?)うち50以上をTV(録画)観戦した
いや~ 面白かった!!
決勝の日の日中にはWOWOWにて
ボクシング中継ルーカス・マティセ vs マニー・パッキャオもあり
実に贅沢な1ヶ月間だった
どちらも好きなボクサーだったので
両選手ともに価値の上がる一戦になればさらによかったけど・・・・
この1ヶ月間
ほとんど映画も観なかったので
別にフランスが優勝したからというわけではなく
二度目鑑賞の『列車に乗った男』
(監督:パトリス・ルコント 2002年)を観た
同監督ならば
89年の『仕立て屋の恋』90年の『髪結いの亭主』
あたりが日本では著名かと思う
『列車に乗った男』には女性も登場はするが
その役どころは重要ではない
ほぼジョン・ロシュフォールとジョニー・アリディとの二人劇である
自分には実にわかり易い
ある意味お伽噺チックな名作であるが
世間的な評価は
地味な一作にとどまっているのかもしれない
「今週の土曜に、ひとりは大手術ひとりは銀行強盗、
をそれぞれに控えた二人の男の数日の交流とその結末」
そんなハナシかな
ストーリーは簡単
俳優の好演も有り
味わいと奥行きと深みのある逸品だと思う
で
昨日は自分の何度目かの誕生日であり
原田芳雄 七度目の命日
毎年この日は出演作を観るようにしており
去年はたしか『大鹿村騒動記』だったかな
昨夜は『PARTY7』にしょうかとも思ったが
『寝盗られ宗介』をずいぶん久しぶりに二度目の観賞
若松孝二監督で1992年作だから
50歳ちょいくらいの原田芳雄である
映画としては
ちょいとチープというか
主人公独断場な感は過ぎるが
それにしても
「越路吹雪:愛の讃歌」芳雄ver. は圧巻だった
↑ 見ることをお勧めはしないが
映画をなかなか見る機会もないでしょうからリンク貼ります
泣けたわ(笑)
『寝盗られ宗介』
彼の代表作に数えられてよい映画ではなかろうか
さて
毎日のように訃報が届くが
元フリートウッドマックのダニー・カーワンも
逝ってしまったらしく
いわゆるホームレス状態だったそうな
マックでの彼の作品が好きだった
Fleetwood Mac - Sunny Side of Heaven
毎朝仏壇に
天変地異の無いことを祈っているが
やはり神も仏も無い( ←そりゃいない)というか
願いは聞き入れられない
西日本大豪雨での酷な状況に
追い討ちをかけるごとき連日の無慈悲な猛暑
想えば東日本大震災
3月とはいえ冬並みの寒さの中
自分なりに頑張れたのは
猛暑ではなかったからに違いない
(ま、今より若かったこともちょっとあるか)
被災された方々には
まだまだ先になってしまうのだろうけど
穏やかな日々が1日も早く訪れますように。。
ダニー・カーワンのソロ・アルバムからスウィートな曲を
Hot Summer Day
独特のメロディ・センスだと思う
記事中、敬称を略させていただいてます