ボリショイ・サーカスが今現在来日ツァーしているようですね。サーカス
サーカスなら小学生の頃まで2度くらい親に連れてってもらいました。
自分が親になって子供連れてったのが1度、他にもインド大魔術団(だっ
たかな?)とかありますが、「サーカス」と名のつくのはその3度だと思います。
へぇ~まだあるんだボリショイサーカス、と思って調べたのですが・・
ボリショイサーカスというのは僕が想像していたような、ひとつの団体で
はなくて、ロシアの複数のサーカス・チームが来日する際に使う、言ってみれば総称みたいなものなのですね。
で株式会社ボリショイサーカスという会社(79年設立)があり、ボリシ
ョイサーカスという言葉はその会社の登録商標になっているようです。
僕が観たボリショイサーカスはたぶん60年代半ばくらいではなかったか
、と思うのですが国内のそれに較べてずいぶんゴージャスなサーカス・ショーだった印象が記憶として残っています。

さてブログも始めて1年過ぎたので、これからは既に取り上げたモノの重複も頻繁にあるかもしれません(今までもあったけど)。
アージェントはデヴュー作を取り上げたし、そのメンバーであったラス・バラードは大特集やりましたし、アージェントの関連バンド(というか母体?)であるゾンビーズからソロとなったコリン・ブランストーンの「1年間」も取り上げました。
残るはゾンビーズ、ロッド・アージェントあたりかと思いましたが、ロッド・アージェントのソロはまたいつか、ということにします。
ゾンビーズは僕が記事にしたらヒンシュクかいそうなので、これはたぶんありません。
今日はまたアージェントなのですが・・
アージェントはライブやベスト盤除けば以下のアルバムを発表しました。
Ring Of Hands (1971)
All Together Now (1972)
In Deep (1973)
Nexus (1974)
Circus (1975)
Counterpoint (1975):CD化されてないし、僕もこれ聞いてません
アージェントはロッド・アージェントとラス・バラードのいわゆる双頭バンドだった(と当事者も思っていたでしょう)のですが、75年のCircusではラス・バラードは既に脱退しています。

circus

なのでこのCircusというアルバムはロッド・アージェントのワンマンバンドとなっていたことは容易に想像できますので、それまでのこのバンドとはいささか趣が異なっています。
ロッド・アージェントもラス・バラードもいずれもたいへん上質なPOPセンスを資質としていたと思いますが、ラス・バラードがハードなロック(とりわけ、わかりやすいメロディ)を持ち味(強力でした)にしていたのに対して、ロッド・アージェントはクラシカルでジャジーでファンキーで・・
といった具合に懐の深さが見え隠れするPOPさでした。
もちろんどちらに軍配を上げる積もりもありませんが、今は個人的にはロッド・アージェントのサウンドならいつでも聞いていたいといったところでしょうか。
74年発表のCircus ではメンバーは以下のとおりです。
Robert Henrit drums, percussion
Rod Argent Hammond organ, piano, Fender Rhodes, Hohner electric  
 piano, Moog, Mellotron, vocals
Jim Rodford bass, vocals
John Grimaldi vocals, guitar
John Verity vocals, guitars
というわけで、そのロッド・アージェントのソロ・アルバムといってもよいようなこのCircusですが、ギターが二人居てもほとんどギターのパートは印象に残らず(よく聞けばラス・バラードよりもテクニカルと思えるような速弾きもあります)、キーボード・オリエンテッドなサウンドに仕上がっています。
といってもELPのようにはならず(部分的にそちら方面をうかがわせるところもありますが)、洗練とか、品格のある、といったような形容詞を持ってきても不自然ではありません。
1 Circus (03:50)
2 Highwire (09:05)
3 Clown (05:54)
4 Trapeze (08:53)
5 Shine on Sunshine (04:10)
6 Ring (01:18)
7 Jester (03:39)

ジャズロック的、プログレ風な2がこのアルバムの目玉なのかもしれませんが、今日はこのうちからメロウでキーボードワークとコーラスワークが夢見心地に美しいバラード Clown (天国に渡るときのBGMはこれでいいです)を。
Clownとはアルバムタイトルがサーカスですから「道化師」のことのようです。
clown

続いて、これまたメロディセンスの光るバラードShine on Sunshine
この2曲を試聴できるようにしてみました。
いや素晴らしいです。
この1年間で僕が最も気に入っている2曲かもしれません(って今何年だ?と自らツッコミを入れときますが)。
アルバム紹介というよりも、何卒この2曲聞いてみてください(土下座)
という気持ちの方が強い今日の更新でございます。
ロッド・アージェントのキーボード、ヴォーカルが素晴らし過ぎます。
僕はこのひとはSteve Winwoodと同等もしくはそれ以上のひとと見込んでいるのですが、どうも商業的な成功とはあまり縁がないようですね。
その後のコリン・ブランストーンとの共作(この辺りもそのうち紹介します)や、新ゾンビーズ名義のアルバムも良い内容ですから、これからも十分彼の作品は期待できそうです。
あ、せっかくですから Colin Blunstone & Rod Argentの01年の共作Out of the Shadows から作曲がラス・バラード(!)である名曲A Gil Like That も試聴オマケしちゃいます。
ARGENT & BRUNSTONE
ラスバラード、ロッドアージェント、コリンブランストーン勢揃いです。
ん?地味過ぎ?
僕にとってはオールスターなんですけどね♪