内田裕也がプロデュースで70年に結成されたFlower Travellin' Bandの2作目で71年作です。
2曲目SATORI Ⅱはなぜか、どこかで聞いていますね1回2回じゃなく。
強く印象に残ってます。
ジョー山中のヴォーカルはオジー・オズボーンあたりに近いでしょうか・・
石間ヒデキのギターもヘヴィにリズムを刻み、ソロになれば「泣き」度が高く、海外に出ても(当時の「海外進出」はひとつの高いハードルであり、命題だったのでしょう)当時のハードロックの一流どころに遜色のないハード&ヘヴィROCKに仕上がっているように思います。
なおかつ、そこに意識的(と思うけど)に日本風(東洋風?というか無国籍風?)な濃い味付けが施されています。
カルメン・マキ&OZやスピード・グルー&シンキそしてこのFTBあたりはヘヴィで実に好みです。
ヴォーカルは強烈ですが、ヴォーカル無しのインスト部分が長いので、聞いていて心地よいですね。
「心地よい」というのはたぶん誰にでも、ではなく、例によってFREE大好きオヤジには、ってことなのですが。
ちなみに71年はFREE年表ですと「FREE LIVE」が発売されました。
「HIGHWAY」が70年発表、72年に「AT LAST」を発表しますから
その合間にあたります。
幻と化した73年だか74年のローリング・ストーンズの来日には前座がFTBで決まっていたそうですが、昔はストーンズの前座は大ブレイクする、というジンクス(プリンスやZZ TOPなど)もあり、実際に海外でのブレイクを意識したこのFTBが実際にはどの程度のセールスを記録したかは知りませんが、カナダではある程度売れたしEL&Pなどとの競演もあったような記述を目にします。
独特の雰囲気が最後まで一貫して支配している意欲作にして、日本人には馴染み易い名盤であると思います。
スピードグルー&シンキ「前夜」についで、こちらもセミ愛聴盤になりそうですが73年に解散(休止)したFTBは08年に復活してアルバム作るそうです!
