フラワー・キングスについえは熱心なファンではありません。
なので聞いたアルバムは
THE FLOWER KING(正確には中心メンバーであるロイネ・ストルトのソロ名義)
BACK IN THE WORLD OF ADVENTURES(96年第一作)
RETROPOLIS(96年第二作)
FLOWER POWER(99年作)
だけですし、メンバーの変遷もよくわかっていません。
いつものことですが、そのバンドなりミュージシャンのコアなファンの方がこれ読まれたら「ナニもわかっちゃいない」とおっしゃるかもしれません。
あくまでFREEファンのオヤジの戯言ですので、そこをまずご了承いただきたく。
FLOWER KINGS(TFKとも呼ばれているようです)はスウェーデンを代表する90年代半ば~現在に至るいわゆるプログレバンドです。「シンフォ」ですね。
CAMELより色彩豊かでハードロックに近いし、POPなメロディもタップリ聞けてテクニカルではあってもDREAM THEATERのようには演奏しません。
最初に聞いたアルバムが自分の中でそのバンドのイメージを決定づけることになってしまうのを、避けるのは難しいですが、私の場合は最初に二枚組大作のFLOWER POWERを聞きました。
一聴して、まずボリュームに圧倒されました(2時間ゆうに超えている)。
美しくてSWEETなメロディが次々に溢れ出てきます。
その段階で、もう「こりゃすげえや!」でありまして、早くも他のアルバムも聞いてみたくなったりしながら・・
ですが何度か聞いているうちに、1個でいいケーキを3個くらい食べてしまったような気分になってしまいました。
そう思った頃には既にBACK IN THE WORLD OF ADVENTURESも入手してしまっていて、新しく入手した方をジックリ聞くこともなく、放置状態。
そして1年(概算)が過ぎ、久々取り出して聞いてみると、これが実に優雅かつテクニカルでたくさんのアイデアに溢れた作品群であることを再認識。
そこへ自分の音楽DVDブームです。
MEET THE FLOWER KINGS
INSTANT DELIVERY
の2作が販売されているようで、まず少々リサーチなどしてMEETを入手しました。
スタジオ・ライブのようで、アルバムを聞いているウチはわからなかったのですがメイン・ボーカルをとるのは主に二人いる(ひとりかと思ってた)ようです。
二人のギタリストが主にメイン・ボーカルなのですが、そのうちのひとり、このバンド
の中心人物といってよいと思われるRoine Stoltの奏でるギター・プレイの素晴らしさは出色です。
がんがん技巧を披露するわけではありませんが、少しブルース色を含みながら端整で豊富なフレーズを紡ぎ出すエレガントなギタリストぶりに私は痺れました!
決してハンサムではないですが、ライブでの佇まいにも優雅さ、インテリジェンスが滲み出ている感じが(恋する乙女かい!)カッコいいです。惚れましたよ♪
今ひとりのメイン・ボーカルが「熱い」感じなので対照的です。
このDVDは音質も最高、各人のパフォーマンスも最高のすぐれものです。
時間を気にせず、フラワーキングス・ワールドに身を委ねる、これがフラワーキングス攻略法ですね。まあ、音楽聞く基本かもしれませんけれど。
コレが出来れば希有の素晴らしいバンドです。
圧倒的なその実力の前には私のお気に入りGLASSHAMMERも霞んでしまうほどです。
それと、私の場合はフラキンも後追いですから、つい次をすぐ入手して片っ端から聞いてしまうんですが、これいけません。
きちんと年1作くらいのペースで聞くことが出来たならこんなにスゴいバンドもそうないかもしれません。
なので、その後購入を控えております。
ひと月くらい前にRETROPOLISを入手しましたんで、来年の冬くらいまで次の入手を控えようかと思ってます。
かなりのアルバム数があるようなので、これから発売されていくことも考えれば全アルバム制覇する前に死んでしまうかもしれませんね私。
ロイネ・ストルトはKAIPAというバンドもやっており(こちらは70年代から今に
至っているようです)アルバム数も結構な数があるようですし、ソロ作もTHE FLOWER KINGを含めて3作、この他にも追えば追えるようなアイテムがたくさんあるようです。
例えばSPOCK'S BEARDのニール・モーズと結成したTransatlanticとかもあるし。
このトランスアトランティックはBEATLESのアビーロードのB面ごとカヴァーしたりします。活動期間も短く、解散してしまったようです。
KAIPAは70年代の2作聞いてみましたがフラキンほどゴージャスではなく、キーボードのHans Lundinが中心人物のようで、どことなく懐かしいメロディを軸にしたメロディアなハードロッック(いわゆるメロハーとは違います)といったところでしょうか。
90年代以降のKAIPAは聞いてませんからフラキンとどう違うかはわかりません。
新しいものを入手する前に今持ってる方をしっかり消化せよ!という反面教師になり得るフラワーキングスでありました。


