タイトルを見て、違う想像をされた皆さん…ごめんなさい。
あのアイドルグループのコソボでの話ではありません。
AKB(Aleancës Kosovare të Bizneseve)のことです。
つまり、コソボビジネスアライアンスということです。
その社長の会見があり、今年以降のコソボ経済のためには、
貿易不足と財政政策において、さらなる努力が必要であり、
2013年はそこが上手くいくと、より良い結果に繋がるだろう
ということです。
コソボの銀行は、非常に良い利益をあげていますが、その反面、
高い金利を改善する必要が有るのだと考えており、来年からは、
欧州復興開発銀行の援助が行われますが、それだけでは金利を
下げる効果は限定されるであろうとの見通しがだそうです。
AKBは、2012年に80程の海外訪問、会議、プロジェクトを進行し、
国内商品の消費に対する意識向上を行なってきましたが、手応えを
感じておらず、更なる努力が企業側にも消費者側にも必要であると
認識しています。
また、現在20ほどの外国人投資家に、コソボで活動してもらう為に
折衝を行なっていますが、世界銀行の事業対象地としてのランクが
上がったにも関わらず、その効果は限定的で上手く進んでいません。
この辺りは、外国人投資家クラブや、外国人投資家保護法の運用が、
重要な鍵を握っているような気がします。
既に、ユーロ圏が落ち込む予想が出ている2013年の中で、どれだけ
輝くことができるのか?
この点については、海外からの直接投資の影響や、輸出入の状況など
様々な要因に依存しますが、今のところの2103年のコソボの予想では、
なんとかプラス圏を維持できそうな感じになっています。
AKBとしても、2013年の安定成長の為に、地元企業の発展に向けた
ポリシーの作成と遂行をサポートして、国内企業の育成を同時進行で
進めていく模様です。
国内企業が強くなることで、消費が生まれ、生産の為に新たな雇用が
必要になってくる。
このサイクルが上手く回れば、失業率の低下にもつながっていきます。
先は長いですが、一つ一つの取り組みが重要になっていきそうですね。