今日は、元国連職員で現在JICAで調査員として、勤務されている
Tさんという方にお会いしました。
Tさんは、2006年~3年間、国連の職員としてコソボに入り、
その後マケドニアで数年過ごし、昨年末からJICAの調査員として、
再度コソボに入られているそうです。
JICAでは、廃棄物(ゴミの分別や処理場関連)で、コソボのサポートを
されていらっしゃいます。
日本政府では、ゴミ収集の為のトラックを、今まさにコソボに向けて
移動させており、こういった細かい活動が、日本人の海外における評価に
繋がっているのだと感じました。
特に、首都のプリシュティナと観光地のプリズレンでの活動に軸を置かれ、
廃棄物のリサイクル・リユースを根付かせる活動が中心だそうです。
我々が何か、現地の方向けにサポートできる事はないか?
とお話しさせて頂いたところ、
①プリシュティナ大学での日本語の授業(ボランティア)の教師を
探している。
②日本に対して、コソボのアピールを行って欲しいとの事。
③9月24~30日の日本ウィークへの参加
*コソボには、昨年まで日本人の日が有り、今年からは日本ウィークが
開催されます。
我々としても、できる限り協力をさせて頂くというお話をしていますので、
現地に入っているスタッフが、プリシュティナ大学で日本語講座を行っている
なんて事があるかもしれません。
ちなみに、こちらの学校の仕組みとしては、
エレメンタリースクール、ハイスクール、大学、職業訓練校が有るようです。
*職業訓練校では、医療・農業・自動車整備・木工制作を学べ、コソボ全体でも
50校以上が既に稼働しています。
大学と職業訓練校の間にセンター オブ エクセレンシーを作る計画があり、
ここでは医療とITの分野に力を入れて行くそうです。
これからどんどん教育水準が上がり、国としても成長していく感じが
伝わってきますね。
ちなみにコソボにいる日本人は、7名。女性6名+男性1名だそうです。
Tさんに皆さんをご紹介頂き、今度お食事に行く事になりました。
また新たな繋がりが出来ました。
引き続き、コソボレポートを楽しみにしてくださいね。