子供の頃から、美容院が大好きだった・・・。
美容師になろうと思ったことは、一度もないが、
子供の頃から、鏡の中の自分と美容師のハサミや
指先手先を、ずっと見てた。
ダンサーになって、表現者となって、舞台やフロアーで
踊るたびに、イメージでヘアースタイルを変えた・・・。
「帽子を取り替えるように、ヘアーを変えますね。」
と、ある人に言われ、そのフレーズはそれ以来
お気に入りとなって、頭に張り付いているのだ。
そして、そんな頃 心をわしずかみにされたのが、
『ヴィダル・サッスーン』・・・美容界の真のカリスマ・・・。
80過ぎてもなお、最後まで現役のカリスマだった。
そんな、彼のドキュメンタリーを、観て来た。
ワクワクドキドキしながら、唸りながら~!
今もなお 影響を与え続けるカット技術はもちろんだが、
ヘアーはアートなんだと、時代を変えた叫びと、
靴を磨かずに来たサロンスタッフを店に入れずに追い返すという、
プライドと美意識に、『やっぱりな~!』と心底納得させられた私の
この上ない喜びは、また今後の力となり、
アンテナにビリビリと新たな刺激となったのだ!
メークアップアーティストとして、
美容師にメークや意識教育をする機会が多いのだが、
キチンと立っている人は少ない。
まずは、自分は美容師としての看板を背負っているのだという事。
そして、店の看板を背負っているのだということ・・・。
自分の素材を自分で生かせない者が、お客さまの素材を生かせる訳が無い。
責任を持つ事なんて、教わる以前のこと。
だらしないのよ!
多くの美容師、美容関係の人たちに 観てほしいな~~!
お客となる人達にも!そして美容師任せにせずに美容師を鍛えて!
そんな、厳しいお客様を黙らせ、唸らせる美容師になって!
一人のカリスマは、どう創られたか、どう生きたか、
時代背景や環境もあるけど、時代のせいにしないで、今を、
今、美しく 厳しく、愛ある生き方ができるように・・・。
そうだ、いつもはガラガラの小さな映画館が 美容師風の若者達で、
その日は溢れていて、私はとても嬉しかったのだった・・・。