本塩沢は経糸緯糸共に生糸のお召し糸を使っている。経糸には一メートルあたり350回、緯糸にはさらに1800回の撚り(強撚)を掛けて用いる。撚糸を使って織るのは縮緬と同じで表面に縮緬のようなシボができる。縮緬は白く柔らかな生地になるけれども、本塩沢は先に糊を落として絣柄を付けて織られる為にシャリ感のある生地に織り上がる。「シャリ感」という言葉は言いえて妙で、実際に本塩沢を手で擦ったり、揉んで見るとシャリシャリという音がする。この風合いは他のきものにはない本塩沢独特のものである。 本塩沢を着てみれば分かるけれども、このシャリ感が本塩沢の着心地である。シボのある生地は滑らず、適度な張りがある。単衣で着ても着崩れずに体に馴染む。
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