
99歳の老婆と思われる女性の恋(実際は40歳位かも) 子供達に頼って何とかしてもらう場面と、主人公の在原業平は愛している人にも愛していない人にも違いを付けずに皆と付き合った。これが思いやり?!この63段は何だか自分への戒めに思えました(・_・;)
昔、世心つける女、いかで心なさけあらむをとこにあひえてしがなと思へど、言ひ出でむもたよりなさに、まことならぬ夢語りをす。子三人を呼びて、かたりけり。二人の子は、なさけなくいらへて止みぬ。三郎なりける子なむ、「よき御男ぞいでこむ」とあはするに、この女、気色いとよし。こと人はいとなさけなし。いかでこの在五中将にあはせてしがなと思ふ心あり。狩しありけるにいきあひて、道にて馬の口をとりて、「かうかうなむ思ふ」といひければ、あはれがりて、来て寝にけり。さてのち、をとこ見えざりければ、女、をとこの家にいきてかいまみけるを、をとこほのかに見て、
ももとせにひととせたらぬつくも髪我を恋ふらし面影に見ゆ
とて出でたつ気色を見て、むばら、からたちにかかりて、家に来てうちふせり。をとこ、かの女のせしやうに、忍びて立てりて見れば、女なげきて、寝とて、
さむしろに衣かたしきこよひもや恋しき人にあはでのみ寝む
とよみけるを、をとこ、あはれと思ひて、その夜は寝にけり。世の中の例として、思ふをば思ひ、思はぬをば思はぬものを、この人は、思ふをも、思はぬをも、けぢめ見せぬ心なむありける。
この歳になって読み返すと
(⌒-⌒; )![]()
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