不死鳥よ波濤を越えて

 

 
2023年5月25日木曜日
 
またまた明治座へ
明治座着9:25 当日券売り場には既に列が
20人は前にいる気がする爆  笑
でも意外に早く順番が来て
10:15には座席ゲット
2階7列◯番 3回目
 
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まだ時間があるので、人形町まで戻り

しばしマックで遅めの朝ごはんハンバーガー

 

下手左3階→左2階と続いて

今日は2階正面の上手

やっと花道がちゃんと見える席にっこり

 

 

3回観てもまだ泣いてしまう泣くうさぎ

 

上の巻 壇ノ浦の雪

 

第一場 栄華

 オープニング

  白拍子陽炎 市川笑也丈 と 他の白拍子たち(女性の舞踊家さんたち)

  知盛四天王 佐伯義盛 中村福之助丈 伊藤利正 中村歌之助丈 難波盛広 市川青虎丈 監物為春 嘉島典俊さん

  が舞う中

  龍の船に乗った平知盛 市川團子丈と愛妾の白拍子若狭がセリ上がってくる

   さながら宝塚のトップスターとヒロインの様キラキラ

   ここの知盛の白い狩衣姿が、團子ちゃんの長身に良く映えてとてもカッコイイキラキラ

  若狭が舞の中に入り、一人知盛が歌う

   ここは元々キーが低いが微妙に低くなっている気がするショボーン

  知盛、船から降り皆と舞い踊る

 

 

第二場 戦乱

  そこへ合戦の音、逃げる白拍子、女官たち

  花道から四天王が出て名乗りから立ち廻り

   知盛はなぎなた片手に花道から、碇知盛と同じ白の甲冑に血がついた衣裳

   のどが渇き刀についた血をなめるのも同じだけれど

   片岡仁左衛門丈の知盛を見慣れているせいか

   血舐めがあっさりしているように感じてしまうニヤリ

 

 

第三場 修羅

  舞台正面に来ての立ち廻り

   若いし元々キレが良いので立ち廻りが早く見える口笛

  船のへりに立ったところに矢が飛んできて胸に刺さる

  その矢を折取り、海に飛び込む


第四場 妄執

  海に漂う一艘の小舟に知盛が横たわっている

  気が付き、小舟に立っている碇の綱を自身に巻き付け結び

  碇を持ち上げて観得 照明が消える

   重い碇を万力の力で持ち上げる様は歌舞伎様式で花

   團子ちゃんはもう手の内に入っているスター

  花道から若狭と女官が逃げてくるが逃げきれず

  兵に捕まる

 

第五場 悪夢

  暗転の中、若狭の声がし目を覚ます知盛

  頃は春、桜の舞う中、知盛は宋水軍によって救われ八島で隠れ住んでいた

  共にいるのは乳母の帥の尼 市川笑三郎丈 為春

   為春 嘉島さん、知盛を慕い忠義一心なのがよくわかるハート

  そこへ同じく隠れ澄んでいる平通盛 中村鴈治郎丈 がやってくるが

  通盛は心を失っている 通盛の家臣 入江相政 市川猿弥丈 は通盛に付き添っている

   鴈治郎丈が舞台に登場すると安心感が凄くあるハートのバルーン

 

第六場 流離

  場が変わって、若狭が笛を吹きながら花道から出

  遊女に身をやつした、陽炎と若狭がいる港

  夏、知盛が生きていると信じ操を守っている若狭に

  船宿の亭主 石橋正次さん が無理やり連れていこうとするところへ

  旅の侍達 四天王の内 義澄 利正 盛広が現れ助けられ

  知盛・通盛が生きていると知らされる

  宋水軍の楊乾竜 中村隼人丈も現れ

   隼人丈も長身イケメンで登場がカッコいい乙女のトキメキ

   四代目に鍛えられすっかり頼もしくなったハートのバルーン

  若狭は三人と共に知盛の元に向かう

  しかし、陽炎は体を売っていた自分を恥じ一人残る

  船宿の亭主は源氏の将 景山高次であり

  跡を追おうとし それを止めようとして

  陽炎は殺されてしまう 

 

第七場 邂逅

  秋も深まる頃、八島に一行が戻ってくる

  相政、為春、帥の尼が出迎えるが

  そこへ鳴子の音がし追手が迫ってくる

  実は作り阿呆を演じていた通盛がこの場は任せて

  相政も共に落ちのびろと言う

  景山高次の追手に囲まれ立ち回る通盛

 

第八場 別離

  雪がちらつく冬、落ちのびた一行は長門・唐津の浜辺で

  乾竜を待っている

  現れた宋水軍の水夫 元真 市川喜猿丈 李春 市瀬秀和さん は

  若狭と尼を伴うと言う知盛に

  外洋は女人禁制 海の神の怒りをかうので乗せられないの言葉に

  ならばこの話は無かったことにと知盛はその場を去ってしまう

  相政と尼は若狭に共に残ろうと諭すが

  若狭は受け入れず小屋の中へ入ってしまう

  若狭を探しに現れた知盛の前に白拍子姿の若狭が現れ

  別れの舞を舞い笛を託し、断崖から身を投げてしまう

  断崖から海に向かって若狭の名を呼び嘆く知盛

   ここは【俊寛】

   知盛の慟哭が本当に切ない泣

   「ばかもの!なぜ早まった!」の台詞が現実とリンクして

   どうしても泣いてしまう泣くうさぎ

 幕切れ前

  相政と盛広が上下に登場

   ♪知盛~とももり~と歌う 猿弥丈が歌が上手いと聞くが、青虎丈も上手い乙女のトキメキ

  崖から降りた知盛がセンターまで出、形見の笛を抱いて泣く

  大量のスモーク 幕

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幕間 35分

 

上の巻の、若狭 中村壱太郎丈は宝塚のトップ娘役のよう

元々華奢で声もよく、ヒロインぽってりフラワー然として本当に可愛い

 

今日、

断崖に上がる前、知盛が若狭の白拍子衣裳の袖くくりの紐を持って

引き寄せたのが、きゅんとしたハート

そのまま、片袖が脱げたまま断崖へ向かい身を投げる

前回までその動き無かったような??

もしかすると紐が引っ掛かったのを上手く動きに変えたのかな?

 

團子ちゃんの声はやはり叫ぶ怒鳴る部分が微妙に掠れている気がする

あと、2日異状なく済んでほしい

 

 

長くなったから下の巻は明日に持ち越しウインク