市川猿之助奮闘歌舞伎公演

 

 2023年5月29日月曜日

 

昨日の千穐楽

お客様の鳴り止まぬ拍手に応えて

中村隼人丈が幕前に出て話された言葉を

ネットニュースで読んだ😭

 

 

 

 

この言葉を言うのはさぞ勇気が言ったことと思う

でも、あれ以来

初めて気持ちのある言葉を聞いた気がする

これによって、隼人さんが非難されないことを願う

 

四代目が育てきた若手は多い

拠り所がいきなり消えた

きっと何がなにかわからないままだったろう

 

それでも、舞台を続けてきてくれた

心から拍手をしたい

 

昨日で

市川猿之助奮闘歌舞伎公演 は千穐楽を迎え終わった

でも彼らは、次の月また次の月とほぼ毎月ほぼ毎日

舞台が続く

 

歌舞伎界全体が痛んでいると思う

ただのファンの私たちの出来る事は

 

劇場に足を運ぶことで

応援の気持ちを表す筋肉

 

市川猿之助奮闘歌舞伎公演

 

いろいろとあったこの公演も

今日で大千穐楽

 

團子ちゃん、隼人丈

一座の皆様 本当にお疲れ様でした

きっと複雑な思いでいたと思う、その中

公演を継続してくださったこと、こころからありがとうございました

 

 

御贔屓繋馬 三代猿之助四十八撰の内

 

 

序幕 京市原野の場

 火葬場

  平将門の遺児、相馬太郎良門の火葬をする市原野

  女郎蜘蛛を殺し生き血を取り出そうとしている 石蜘法印 市川青虎丈 熊手のお爪 下村青さん

  そこへ良門の家臣 御厨正頼 中村福之助丈 滝夜叉姫 市川男寅丈 が続けて現れ

  お爪ともみ合ううちに将門の髑髏と金冠が落ちる

  その二品と女郎蜘蛛の生き血で良門蘇生に取り掛かる 法印

  火のついた早桶の中から良門 中村隼人丈 が蘇生

  藤原純友の家臣 伊賀寿太郎 市川猿弥丈 純友の娘 桔梗の前 中村米吉丈 も現れ

  暗闇の中、髑髏と金冠を奪い合う 髑髏は寿太郎に 金冠は桔梗の前の手に渡る

  良門は飛行の術で虚空へ去っていく 宙乗り

 

二幕目 第一場 丹波大江山切見世の場

  酒呑童子が住んだという岩屋も今は遊郭

  遊女と 妓夫の猪の熊 嘉島典俊さん が良門の噂をしているところへ

  源頼光の家臣 源仲光 市川門之助丈 が上使として入来

  遊郭主 鬼門の鬼兵衛 市川猿弥丈 に良門を差しだせと言い置き去っていく

  その後へ、座頭の猿島可遊 隼人丈 百足のお百 市川團子丈 

  台屋の四郎 中村歌之助丈 が酒を運んで来

  可遊とお百が、可遊のお守りを取り合うところへ

  仲居のお万 市川寿猿丈 が止めに入る

  ここで寿猿丈93歳の入れ事

  隼人丈にはあなたのお祖父さまの頃から 團子丈には、あなたの三代仕えているのくだり

  三人が去ると、猪の熊が酒に毒を仕込む それを見ている四郎

  そうするうちに仲光が現れ 鬼兵衛は良門の首を約束して出ていく

  お百と可遊はもみ合ううちに崖から転落

  

第二場 丹波大江山谷底一つ家の場

  谷底の一つやに住むのは 菰垂れのお安 中村米吉丈

  お百と可遊はここで介抱されている

  お安と可遊は似たお守りを首から下げている

  鬼兵衛が出てお安に詮議が厳しいので別れの盃をと言い

  互いに髑髏と金冠を出し、鬼兵衛は髑髏をお百に預ける

  源氏方奴 茨木長吉 市川猿四郎丈 石黒権七 市川喜猿丈 が踏み込む

  正綱も現れるが、鬼兵衛の心底を見抜き分かれていく

  金冠を拾いに出た安は、桔梗の前 可遊こそは良門 で両目はあきらか

  二人はお守りを同じくする許嫁の中と判る

  桔梗の前は、良門の身代わりとなるべく自害し

  姿を改めた鬼兵衛は寿太郎に戻り、桔梗の前の首を討ち仲光に差し出す

  育てた桔梗の前を討った償いに良門の手に掛かる寿太郎

  良門はこれから寿太郎を名乗ると答える

 

第三場 丹波大江山谷底の場

  御厨正頼が追手と立ち回っている

  猪熊入道を追って正綱が去った後

  良門が駆けてくる

  頼光の暫くの声に 続けて台屋実は源氏の家臣二瀬四郎次 お百実は田原藤太娘千晴

  が出

  桔梗の前の健気さに良門の命を助ける

  千晴が将門の髑髏を懇ろに供養する

  といい

  良門は受け入れる

  返って 口上

  

大喜利所作事 蜘蛛の絲宿直噺

 隼人丈が女童、小姓、番頭新造、太鼓持、傾城、土蜘蛛の精の6役を早替りで踊り分ける変化舞踊

 

 源頼光の借りの御殿の九条の廓

 貞光女房 桐の谷 市川笑也丈 金時女房八重菊 市川笑三郎丈 が頼光の身を案じている

 警護の家臣 坂田金時 市川青虎丈 薄井貞光 中村福之助丈 が姿をみせ

 女房達をさがらせた後、茶を所望すると

 女童 中村隼人丈 が茶を持って出て踊る

 いつのまにか姿を消し 変わって小姓 隼人丈 が薬を持って現れる

 阻止されると蜘蛛の糸を打ち掛けて消える

 今度は番頭新造 隼人丈 が文を届けに現れ、やがて蜘蛛の本性を現し消える

 次に桐の谷と八重菊が戻ってくると太鼓持ち 隼人丈 が現れ

 鬼退治の話を語り 女房達と共に廓の達引を踊るうち またも姿を消す

 寝所の頼光 市川門之助丈 の傍には傾城薄雲 隼人丈

 この薄雲も蜘蛛の精が姿を変えたもの

 頼光は源氏の重宝膝丸を抜いて切りかかると姿を消してしまう

 家臣の渡辺綱 市川中車丈 卜部季武 中村歌之助丈 貞光 金時を伴い

 蜘蛛の住家の葛城山へ向かい 平井保昌も加わり

 土蜘蛛は退治される

 

ふう 古典は短く説明するのは難しい爆  笑

 

下村さんは雰囲気は抜群だけれど、やはり古典は厳しいものがある

嘉島さんは、最初嘉島さんとは思わず、澤瀉屋の役者さんかと思った 流石です

歌之助さんは古典もとても良くなっていた 若い人は成長が早い

 

青虎さんも相変わらず声が良い

笑也さん笑三郎さん猿弥さん一座の役者さん

安定していて出ていらっしゃるだけで安心する

​​​​​​​


何日かロビーで舞台写真を見ていた時に「これ誰⁉️すっごく可愛い😍」

と思う写真があり、それが誰かわからなかったのだけれど

 

今日、夜の部を観たら

團子ちゃんの

お百実は田原藤太娘千晴

だったびっくり

お百の舞台写真は購入したのに気付かないとはゲラゲラ

迂闊、情けない

 

その團子ちゃん

お百は、お三輪や千鳥の緑の着物で若い娘

元々よく通る張りのある声で

可愛い声も問題なく出るのだけれど

声の出し方が少し軽い気がする

 

実はの役なので

身現しがあり千晴となるが

千晴のほうが武士の娘で

キリキリと張る声で

千晴のほうが良い

 

コロナも開け(無くなってはいないが)

これまでより團子ちゃんの出演月は増えているのだけれど

次は六月大歌舞伎 歌舞伎座なのに

なんだかとても寂しい気がしてしまう

四代目を観れない…いつになるだろう…

 

 

御贔屓繋馬

 

2023年5月27日土曜日

 

明治座 6回目

にして、ようやく夜の部初見

昼の部も今日は元々の四代目の千穐楽だったはずの日ショボーン

元々明日の千穐楽は花形公演の予定で

中村隼人丈が四代目と役を交換して上演の予定だった

おかげですぐの代役が可能だった

夜の部は休演をせずに済んだ

これも四代目の若手育成の賜物

 

 

三階左1列○番

 

 

観劇初日と同じ三階へ戻って来たかたち

 

明治座は建て直した時に

宙乗りの設備を内装に組み込んでいるので

実に見映えが良

座席を潰すことなく宙乗りが出来る

思いついて写真を撮ってみた

 

 

 

 

 

 

歌舞伎座は建て直したのに

何故、こういう風に設えなかったのだろう

不思議

 

隼人丈は

四代目に引き立てられ

スーパー歌舞伎座で四代目と交互に

wキャストで主役を演じて来ている

 

image

 

昼の部の不死鳥はその延長上にある作品なので

登場シーンから

主役をやって来ただけはあって

やはり存在感がありとても良かった

 

古典での通し主役は初めてではないだろうか?

千穐楽に向けて1ヶ月の興行中、

しっかりと四代目の演じ方あり方を勉強して挑むはずだった御贔屓繋馬

 

いきなりの代役

大変だっと思う

でも、歌舞伎で代役はつきもの

しかもお稽古、舞台稽古は重ねてきている筈

 

夜の部は、古典だし、隼人丈だし

四代目を浮かべてしまうことは無いだろうと思っていたけれど

かえって四代目の不在を感じる事になってしまった

 

四代目が達者すぎるのだけれど

 

特に、大喜利所作事の蜘蛛の糸宿直噺

は単独で上演されており

何回か四代目で観ているせいもあって

隼人丈と比べてしまった

私は四代目は女形が好きなのだが

四代目は女形立役と差がなく抜群

隼人丈は女形がまだまだ

古典は修行が必要だ

 

ただ、序幕の宙乗りは柄の良さを生かし雰囲気抜群

 

この代役・花形抜擢を力にして欲しい

 

いろいろあった今公演も

明日で終わる

團子丈、隼人丈、一座スタッフの皆さん

一丸となって芝居を続けてくださって

本当にありがとう

 

 

不死鳥よ波濤を越えて

 

2023年5月27日土曜日

 

明治座5回目

今日は元々取っていた

1階15列〇番

團子ちゃん代役 不死鳥よ波濤を越えて-平家物語異聞-

は今日が千穐楽

取っていて良かった泣くうさぎ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

終った~泣くうさぎ

 

代役初日と同じく

多くの客が今日が團子ちゃん代役の千穐楽と判っていて

皆さん[團子応援隊]になっているので拍手も一層多い

泣ける

 

オープニング

歌パート、声に問題はなく

歌詞に合せ今日は少し微笑んだ気がした

微笑むと口の中が開くので声も伸び

今日が一番良かった

 

↑この写真はたぶん25日のだと思われる

 

今日は綱をしっかり2重に結べてた

 

 

最後 断崖での叫び、毎回現実とリンクして切ないシーン

 

初日に観た時は

こちらの思い入れもあり

三代目・四代目を思い起こした

台詞回しはどうしたって四代目に似る

四代目も三代目にそっくりだし

台詞回しの口元が澤瀉屋なのだ

 

けれど、キレの良い口跡や

目元は、

お祖母様の浜木綿子さんを思い起こさせる

 

叫びと怒鳴り、の一番のどを使いやすい箇所が

生ではなくなって、きちんと歌舞伎の基本の手法に落とし込み

初日とはくらべものにならないくらい良くなった

毎日、見返し修正しているんだろうな

と感じさせる

 

もう、素晴らしいよ團子ちゃん

 

 

最後までまた泣いて終わった泣くうさぎ

よく勤めてくれました

ありがとうおねがい

 

不死鳥よ波濤を越えて

 

 

2023年5月26日金曜日

 

今日は

團子ちゃん代役の発表すぐに

明治座HP【席とりくん】でGETした席

1階席1列〇番 上手寄り 明治座4回目

やっと1階照れ


 

 

 

 

今日は、

團子ちゃんの声は、今日は全く問題なく杞憂に終わったよう

一座の皆さん團子ちゃんは力が良い感じで抜けていたような気がする

碇知盛の鞆綱を自身に結ぶところで二回目結ぼうとして結べず

そしてあっさりあきらめて一回目をぎゅっと結んだだけで終わった

無理せず次へ進むのが落ち着いていてよかった 機転も効く

 

昨日、上の巻の若狭身投げの前の 袖くくり紐引き寄せ

は今日は無くやはりアドリブだったのかと思う

 

最後の殿への叫び 嘉島さんは毎日ぼろ泣き 歌之助君もずっと泣いている

現実とリンクしてもらい泣きしてしまう泣くうさぎ

 

席が1列だったので最後の不死鳥の羽 紙飛行機GET照れ



 

下の巻 ローランの月

第一場 望郷

  黒幕に「上の巻より一年后

  幕開き、異国情緒あふれる曲に変わった

  金国・楼蘭の宮廷 年若い衛紹王 中村米吉丈 の宴の最中

  王の長姉・紫蘭 中村壱太郎丈(二役)と次姉・蓮花 市川男寅丈の舞の後

   壱くんは声を強く低めに出し紫蘭の気の強さを感じさせる

  乾竜が挨拶し、異国の客人として知盛一行を招き入れ

  王の前で知盛一行は舞を披露する

   知盛一行は日本の衣裳

  若狭に瓜二つの紫蘭

  盃を取らせようとする紫蘭だが、そこへ宰相の武完 下村青さん が現れ

  知盛を咎め、知盛は無礼を詫びて場を下がる

  紫蘭は武完に酒を浴びせ 暗転

  幕前 乾竜は武漢に知盛の通行を願い出るが武完は難色を示す

  しかし、紫蘭が現れ通行を約束する

 

第二場 追憶

  楼蘭の城外、知盛の幕舎の前

  四天王は楼蘭の衣服に身を包み故郷をしのび

  歌い踊る

 

第三場 恋慕

  紫蘭の部屋へ招かれた知盛

   チラシにもある白に銀の楼蘭衣裳

   碇知盛では最初に白銀一色の衣裳とリンクし

   のちの衣裳には赤があしらわれているので

   もう上で出てきたが

   白の甲冑に血が掛かった衣装とリンクしているのではないかと思う

  紫蘭の誘惑を拒み、その場を去る知盛

  様子を見ていた武完に知盛を殺すように頼む紫蘭

   ここで下村さんの圧巻の歌声 流石元四季

   ここだけミュージカル感が凄い

 

第四場 陰謀

  知盛を討てとの命が下ったことを告げられる乾竜だが

  他の人に討たすくらいなら自分が討つと言い去る

  衛紹王が現れ知盛を討つことはできないと咎められるが

  武完が阻止しようとするところへ

  蓮花が助けようとするが、武完に切りつけられてしまう

 

第五場 死生

  知盛の幕舎 中には王と知盛がいる

  外には四天王 そこへ乾竜がやって来て事の次第を告げる

  討ち手がやって来て立ち廻り

   隼人丈がカッコイイ マントは裾を上げてある

 

第六場 砂塵

  幕舎の前に誰もいなくなったところへ武完がやって来て

  知盛と立ち廻り

   ここの知盛の衣裳は白に赤ラインがあしらってある

  武完を討ち果たした知盛

  王と乾竜が出て来てくる

  知盛は武完を討ったことで金国に迷惑が掛かる

  ここで乾竜に自分を切って欲しいと頼む知盛

   死出のお伴をという四天王に

   「お前たちは生きろ」という知盛の言葉がまた現実とリンクし涙泣くうさぎ

  斬ろうとしでも出来ないという乾竜に挑みかかりわざと切られる知盛

  若狭の元へ旅立つ

 

第七場 飛翔

  暗転 幕前で四天王・乾竜・王が並び知盛への思いを叫ぶ

  幕が開き 不死鳥の精が躍る中 知盛と若狭が再開し舞う

   知盛は最初の白の狩衣姿・若狭も白拍子の姿

   宙乗りがあるので知盛、若狭と別れる

  兵たちが登場し エンディングへと移り

  蓮花・衛紹王 四天王・乾竜 武完 通盛・相政

   通盛に相政が寄り添い 空を指し示す

   この様子が自分的につぼで涙泣くうさぎ

   この仕草の前に知盛が不死鳥となって

   すっぽんから宙乗りで出てきてしまうので

   多くの客は、たぶん通盛・相政をもう観ていないショボーン

   残念だ

   三階奥へ知盛が消え 舞台には全員が出て揃い

   幕

 

 


大急ぎで書いたので後日修正が必要だあ

 

不死鳥よ波濤を越えて

 

 
2023年5月25日木曜日
 
またまた明治座へ
明治座着9:25 当日券売り場には既に列が
20人は前にいる気がする爆  笑
でも意外に早く順番が来て
10:15には座席ゲット
2階7列◯番 3回目
 
image

 

 

まだ時間があるので、人形町まで戻り

しばしマックで遅めの朝ごはんハンバーガー

 

下手左3階→左2階と続いて

今日は2階正面の上手

やっと花道がちゃんと見える席にっこり

 

 

3回観てもまだ泣いてしまう泣くうさぎ

 

上の巻 壇ノ浦の雪

 

第一場 栄華

 オープニング

  白拍子陽炎 市川笑也丈 と 他の白拍子たち(女性の舞踊家さんたち)

  知盛四天王 佐伯義盛 中村福之助丈 伊藤利正 中村歌之助丈 難波盛広 市川青虎丈 監物為春 嘉島典俊さん

  が舞う中

  龍の船に乗った平知盛 市川團子丈と愛妾の白拍子若狭がセリ上がってくる

   さながら宝塚のトップスターとヒロインの様キラキラ

   ここの知盛の白い狩衣姿が、團子ちゃんの長身に良く映えてとてもカッコイイキラキラ

  若狭が舞の中に入り、一人知盛が歌う

   ここは元々キーが低いが微妙に低くなっている気がするショボーン

  知盛、船から降り皆と舞い踊る

 

 

第二場 戦乱

  そこへ合戦の音、逃げる白拍子、女官たち

  花道から四天王が出て名乗りから立ち廻り

   知盛はなぎなた片手に花道から、碇知盛と同じ白の甲冑に血がついた衣裳

   のどが渇き刀についた血をなめるのも同じだけれど

   片岡仁左衛門丈の知盛を見慣れているせいか

   血舐めがあっさりしているように感じてしまうニヤリ

 

 

第三場 修羅

  舞台正面に来ての立ち廻り

   若いし元々キレが良いので立ち廻りが早く見える口笛

  船のへりに立ったところに矢が飛んできて胸に刺さる

  その矢を折取り、海に飛び込む


第四場 妄執

  海に漂う一艘の小舟に知盛が横たわっている

  気が付き、小舟に立っている碇の綱を自身に巻き付け結び

  碇を持ち上げて観得 照明が消える

   重い碇を万力の力で持ち上げる様は歌舞伎様式で花

   團子ちゃんはもう手の内に入っているスター

  花道から若狭と女官が逃げてくるが逃げきれず

  兵に捕まる

 

第五場 悪夢

  暗転の中、若狭の声がし目を覚ます知盛

  頃は春、桜の舞う中、知盛は宋水軍によって救われ八島で隠れ住んでいた

  共にいるのは乳母の帥の尼 市川笑三郎丈 為春

   為春 嘉島さん、知盛を慕い忠義一心なのがよくわかるハート

  そこへ同じく隠れ澄んでいる平通盛 中村鴈治郎丈 がやってくるが

  通盛は心を失っている 通盛の家臣 入江相政 市川猿弥丈 は通盛に付き添っている

   鴈治郎丈が舞台に登場すると安心感が凄くあるハートのバルーン

 

第六場 流離

  場が変わって、若狭が笛を吹きながら花道から出

  遊女に身をやつした、陽炎と若狭がいる港

  夏、知盛が生きていると信じ操を守っている若狭に

  船宿の亭主 石橋正次さん が無理やり連れていこうとするところへ

  旅の侍達 四天王の内 義澄 利正 盛広が現れ助けられ

  知盛・通盛が生きていると知らされる

  宋水軍の楊乾竜 中村隼人丈も現れ

   隼人丈も長身イケメンで登場がカッコいい乙女のトキメキ

   四代目に鍛えられすっかり頼もしくなったハートのバルーン

  若狭は三人と共に知盛の元に向かう

  しかし、陽炎は体を売っていた自分を恥じ一人残る

  船宿の亭主は源氏の将 景山高次であり

  跡を追おうとし それを止めようとして

  陽炎は殺されてしまう 

 

第七場 邂逅

  秋も深まる頃、八島に一行が戻ってくる

  相政、為春、帥の尼が出迎えるが

  そこへ鳴子の音がし追手が迫ってくる

  実は作り阿呆を演じていた通盛がこの場は任せて

  相政も共に落ちのびろと言う

  景山高次の追手に囲まれ立ち回る通盛

 

第八場 別離

  雪がちらつく冬、落ちのびた一行は長門・唐津の浜辺で

  乾竜を待っている

  現れた宋水軍の水夫 元真 市川喜猿丈 李春 市瀬秀和さん は

  若狭と尼を伴うと言う知盛に

  外洋は女人禁制 海の神の怒りをかうので乗せられないの言葉に

  ならばこの話は無かったことにと知盛はその場を去ってしまう

  相政と尼は若狭に共に残ろうと諭すが

  若狭は受け入れず小屋の中へ入ってしまう

  若狭を探しに現れた知盛の前に白拍子姿の若狭が現れ

  別れの舞を舞い笛を託し、断崖から身を投げてしまう

  断崖から海に向かって若狭の名を呼び嘆く知盛

   ここは【俊寛】

   知盛の慟哭が本当に切ない泣

   「ばかもの!なぜ早まった!」の台詞が現実とリンクして

   どうしても泣いてしまう泣くうさぎ

 幕切れ前

  相政と盛広が上下に登場

   ♪知盛~とももり~と歌う 猿弥丈が歌が上手いと聞くが、青虎丈も上手い乙女のトキメキ

  崖から降りた知盛がセンターまで出、形見の笛を抱いて泣く

  大量のスモーク 幕

​​​​  

 

幕間 35分

 

上の巻の、若狭 中村壱太郎丈は宝塚のトップ娘役のよう

元々華奢で声もよく、ヒロインぽってりフラワー然として本当に可愛い

 

今日、

断崖に上がる前、知盛が若狭の白拍子衣裳の袖くくりの紐を持って

引き寄せたのが、きゅんとしたハート

そのまま、片袖が脱げたまま断崖へ向かい身を投げる

前回までその動き無かったような??

もしかすると紐が引っ掛かったのを上手く動きに変えたのかな?

 

團子ちゃんの声はやはり叫ぶ怒鳴る部分が微妙に掠れている気がする

あと、2日異状なく済んでほしい

 

 

長くなったから下の巻は明日に持ち越しウインク

 

不死鳥よ波濤を越えて

 

2023年5月23日火曜日

 

日曜日 月曜日と過ぎ

居ても立ってもたまらず汗うさぎ明治座に問合わせたら

当日券も最終的には立ち見も出すおねがい

という事だったので急ぎ明治座に

11時前着 すんなり買えニコニコ

二階左2列○番 2回目

 

 

 

 

オープニング

團子ちゃんのセリ上りからまた涙泣くうさぎ

初日はもっと生だった台詞が最後までノリ良く

緩急もぐんとついていた

どうしたって若さは出てしまうのでそれはそれ

 

中村隼人丈と團子ちゃん

並ぶ姿はとても舞台に映える

團子ちゃん知盛は出てくるたびに衣装が変わり

白い狩衣と後半の白の衣装は特によく似合っている

四代目と團子ちゃんは10㎝以上違う

全部を縫い直したそう

衣装さん頑張ってくれて、ありがとう

 

 

作品全体は

私が小さい時から観ていた宝塚そのもの

さもあらん

作:植田紳爾 音楽:寺田瀧雄

曲、音楽の使い方も耳馴染みがある

宝塚よりは音量も照明も

全体に控えめで歌舞伎仕様になっている

 

歌は、歌舞伎レビューとあったので

もっと歌うのかと思っていたけれど

團子ちゃんは最初のみ

猿弥さんと青虎さんが1曲

 

あとは、下村青さんお任せします!

な感じ

青さんだけがミュージカル🎵

トートかあ!って圧巻の歌声

 

初日は やはり四代目不在の

なんというのだろう ふわついた…いや違う

奥行きというのか

中村鴈治郎丈が出て来ると安心したので

やはり歌舞伎でいう上置きって大事なんだなあ

とつくづく感じていた

 

またほぼ泣いて泣くうさぎいたのだけれど

エンディングで

鴈治郎丈通盛に猿弥丈入江相政が寄り添い花道上を指差し示す

ところで涙が😭

 

知盛は最後のほうに叫ぶ台詞が多く

初日は叫び方が生で

團子ちゃんにしては珍しく聞き取りにくかった

声が楽まで持つだろうかと思っていたが

今日はやはり最後のほうの叫びが微妙に割れかけている

 

慣れてくる頃に疲れも出て来る

声にくるかもしれない少し心配だ

 

 

不死鳥よ波濤を越えて

 

2023年5月20日

 

TBS 情報7days ニュースキャスター

三谷さんの言葉、待っていた

嬉しい言葉だった 気持ちが少し楽になった

ありがとう三谷さん

 

 

それぞれの時代はあるが

歌舞伎ファンはみな、いわゆる御曹司たちのお目見えから観てきている

 

四代目は、小さい頃に「この子は天才だ」と思って衝撃を受けてから

将来は国宝に違いない

どんなことをしてくれるか毎回楽しみにしていた

 

なんでも難なくやってしまう

古典も踊りも新作も

この人は、演じる苦しさを味わったことがないのでは

と毎回思う

 

三代目猿之助劇団 を離れた後

[NINAGAWA十二夜]で四代目演じる〔まあ〕は実に自由で楽しかった

ああ、三代目から離れても大丈夫だ と思った

 

ワンピース歌舞伎での大怪我 は命も危なかったと聞いたことがある

今回と言い、二度繋がった命

天命なのだと思う

あの才能を捨てさせたくない

 

どんな真実があるのかはまだわからない

知るのも怖い気がする

ただ市川段四郎という名優をこんな形で終わらせた

子としての責任は重いと思っている

 

でも、生きて欲しい 戻って欲しい

 

本当に稀有な役者なのだ

何らかの償いをして 

帰って来て欲しい

待っていたいと思う

 

不死鳥よ波濤を越えて

 

 

2023年5月20日土曜日

 

團子ちゃん代役初日

 

 

 

 

 

 

今日のチケットは元々観劇予定で取っていた

3階左1列○番

 

久々に開演をドキドキしながら待った

オープニングからずっと涙が泣くうさぎ

劇場中の客が「頑張れ團子ちゃん」と思っていたに違いない

 

この作品初見の私にはノーミスに見えた

きっと稽古をずっと見ていたのだろう

流石、市川猿翁丈と浜木綿子さんの孫 香川照之さんの息子

 

 

元々、セリフ明瞭滑舌よく声も良い

役を生きる心情に入ることも出来る

團子ちゃん

 

ずっとママ似だと思っていただが

上から見る横顔、フェイスラインが四代目に似ている

猿翁にも見えた やはり澤瀉屋の子だ

澤瀉屋の血だ

 

加えて、これまでの澤瀉屋にはない

長身でスッキリとした容姿

爽やかで凛々しく

華もある

 

代役がこの作品で幸いだった、必然だったような気がした

オープニングから歌のみで

第五場まで台詞がない

古典ではない(古典もきっちり修行しているけれど奥が深いので)

このまま宝塚で上演しても良いような構成

やはり19才、若い知盛だったが

ザ歌舞伎の臭みも多くない團子ちゃんが

青臭く演じても違和感はない

良いほうに流れがあった

 

長身の團子ちゃんに映える白い衣装

團子ちゃんが時に宝塚のトップスターのように見え

可憐な華奢な壱太郎くんが娘役ヒロインだった

 

主役とヒロインの祖母が共に宝塚娘役トップだったのも

不思議な縁だと思い

 

また涙が泣くうさぎ

 

不死鳥よ波濤を越えて

 

2023年5月19日

 

團子ちゃんの代役が発表になった

 

 

歌舞伎にはアンダースティディシステムは無い

何度も上演されている古典であれば、演じたことも有るし

子供の頃から見ていて大抵は流れも台詞も知っている

なので、すぐに代役が立つ

それが歌舞伎の凄いところだ

 

ただ、片岡仁左衛門丈と坂東玉三郎丈のコンビ作品は代役はきかない

だから歌舞伎座四月歌舞伎は仁左衛門丈が復帰出来るまで3日中止になった

そういうこともあるが

 

きっと澤瀉屋一門は代役で公演を継続すると確信していた

そして、この代役は團子ちゃんしかない

そうは思うものの まだまだ修行中、

引き出しが経験が少ない團子ちゃんには

荷が重くないだろうか

澤瀉屋は團子ちゃんは松竹は、決断するだろうか、と

 

でも、出演者を見渡しても、相応しい人は他にいない

團子ちゃんが代役するのが誰もが一番納得する

昼の部は、44年振り ほぼ新作に近い

誰が代役しても苦労は同じ

澤瀉屋一門も(他の人が代役に立っても一丸となって支えるはずだが)

旗頭は澤瀉屋内であるのが一番だ

 

四代目も、三代目も、澤瀉屋一門も、歌舞伎ファンも

五代目は團子ちゃんと思って見てきた

 

明日は泣きながら観ることになるだろう

全力で応援する