2月9日、本日は、10時より豊島区役所で「新庁舎建設と跡地活用」について視察を行う為伺いました。

 


税金0円で見事な庁舎を建設!!
3階から9階まで庁舎、10階に「豊島の森」という庭園があり、憩いの場、子どもたちへの環境学習の場となっていました。1階と2階はテナントとなっており、10階からはマンションとなっています。

 

豊島区には、美術館がないということで、各階の壁にはすべて寄贈された絵画等が展示されていました。さらに、窓口業務を1本化し、総合窓口ですべての届け、証明等の発行を行っていました。

 

また、子育て、障害者福祉、生活支援、区民相談を行う「福祉総合フロア」ともに、年末年始を除く土日も含めた345日間利用可能で、住民サービスとして素晴らしい限りです。


防災部局の真横には広い会議室が配置され(普段は4会議室に仕切り)、災害時にはすぐに対策本部が設置可能となっていました。非常用電源も平時から用意されており、防災部局の横に区長室を配置。素晴らしい危機管理体制と感じました。

 

跡地活用は、2020年までに実施が予定されています。具体的には、テナント、シネコン、オフィスで1棟、1200人収容可能なホールで1棟、区民センターで1棟、こちらには女性専用の広いトイレを整備する見通しだそうです。


豊島区は、消滅可能都市となる可能性があるとの発表を受け、区長の「女性と子どもに優しい街」を作るとの肝いりが随所に見られました。


長崎県でも跡地活用の結論が急がれています。

 

その後、国土交通省国土政策局長室に伺いました。局長は、以前長崎県副知事を務められており、今回、局長と離島振興対策、世界遺産、新幹線、リニア等について意見交換させていただきました。