14日、本日は京都市唯一の取り組みである「昼間里親制度」で、行政からレクチャーいただきました。

その後、市内伏見区の昼間里親施設である「白井乳児園」にて、現地視察の視察調査を行いました。




今回視察した施設型の昼間里親制度のみではなく、自宅を利用しているところも多いそうです。

この制度は、戦災未亡人が働かなくてはならなくなり、近所の方が子どもを預かったことから、戦後の昭和26年より始まり、今日に至っています。

その後、保育園や幼稚園が出来ましたが、家庭的保育の重要性が再び高まっています。

昼間里親制度の窓口は、保育園と同様に、行政(京都は福祉事務所)が担当しており、保育料は認可保育園の7割程度で、基本は0歳~3歳となっています。

4歳からは、認可保育園に責任を持ち繋いでいるとのことで、現在、昼間里親41名、450名の子どもたちが、制度を利用し、家庭的保育を受けているそうです。



とくに、京都市は独自施策として、手厚い保育士配置基準をとっています。保育士給与は全国トップとなっており、下位に比べたら1,5倍程度あるそうです。

しかし、それでも他の職種に比べると低く、処遇改善に努めないと人手不足は解消できません。

私も体験で3キロの赤ちゃんを抱かせていただきましたが、我が子もこんなに重たかったかなと思いました。改めて、子育てについて考える1日となりました。