私が議員になってから7年間、県民の皆さんと共に取り組んできた長崎の教会群とキリスト教関連遺産の本年度推薦が見送られてしまいました。

中村知事を先頭に、熟度の議論と準備を進めてきた教会群です。非常に残念でなりません。

教会群とキリスト教関連遺産は、島原半島や五島をはじめ、長崎県内全域に観光や経済の面でプラスの効果が期待されていました。
しかしながら、今回の結果は、安倍総理の出身地である山口県を含む8県28資産に及ぶ明治日本の産業革命遺産群が推薦されるというものでした。

産業遺産群の推薦が決まった以上、軍艦島や三菱重工長崎造船所の第3ドックなどを有する本県の魅力を活かし、産業革命遺産の本登録に向け、全力で取り組んでいかなければなりません。

また、それと併せて、教会群とキリスト教関連遺産の来年度推薦が実現するよう頑張りたいと思います。

長崎県議会議員 山田ともこオフィシャルブログ
    平戸市の田平天主堂にて

長崎県議会議員 山田ともこオフィシャルブログ
   佐世保市の黒島天主堂にて

21世紀は「地方衰退の時代」ではなく、「地方が主役、地域が輝く時代」でなければなりません。

増税や社会保障の国民負担増など、地方にとって危機的な政策ばかり聞こえてきますが、魅力的で素晴らしい「地域資源」を多く有する長崎県です。

人を呼び込む観光戦略、地元の雇用をつくる産業振興に自信を持って挑むべきときではないでしょうか。