本日は、早朝4
午後より、名取市閖上地区のゆりあげ港朝市協同組合、閖上さいかい市場、美田園第一応急仮設住宅、第二応急仮設住宅、宮城県庁に伺いました。
ゆりあげ朝市は、カナダ政府から、150万カナダドルをご寄付いただき、メイプル館を建設し、朝市の運営に取り組んでいます。朝市は、震災から2週間後の3月27日に再開出来たとのことです。
きっかけは、朝市組合の櫻井理事長が震災後2日目の夜に、いつも買い物に来ていた高齢者がローソクの灯りの中、1日パン1枚しか食べることが出来ない現状を目の当たりにしたことでした。
市場の早期再開を決意し、組合の出資金、預貯金で避難所に食料を送り続けたそうです。
名取市では、震災後1年で焼却炉が2基完成し、今年度いっぱいで瓦礫の処理が終わるそうです。
さらに、中小企業機構が建設した閖上再開市場は、多くの観光客で賑わっていました。
仮設住宅では、復興住宅の家賃設定のあり方が大きな問題となっていました。多くの方が震災で失った家のローンを抱えており、二重ローン問題の早期解決が求められています。