18日、佐世保市で障がい者の一般就労を積極的に行っている企業の方と県の職員と一緒に、長崎障害者自立支援センター『きずな』を視察しました。

長崎県議会議員 山田ともこオフィシャルブログ

『きずな』では、県内初の取り組みとして、一般企業がNPOを立ち上げ、A型事業所(最低賃金を支払う形態)を作り、雇用を行っています。

訪問のきっかけは、概ね45歳くらいで就労能力が落ちてくるので、一般就労は本人に負担があるのでは?ということと、関係者の方より、新工場を作ってより多くの障がい者を雇用したい、とのご相談を受けたことです。

先進事業所を視察することで、現状を学ぶことができ、障がい者の就労支援の拡充に向け取り組むことができると考えています。

佐世保市に、A型事業所が出来れば、一般就労からA型事業所、また、特別支援学校やA型事業所から一般就労と、障がい者の雇用創出への期待が広がります。

視察先の長崎基準寝具有限会社では、21名の障がい者(知的、聴覚、肢体)が働いており、月に1度のイベントと家族会も開催しています。


長崎県議会議員 山田ともこオフィシャルブログ

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とくに印象深かった経営者さんの言葉は、『ハンディを持って生まれてきたのは確率論の問題、自分だったかもしれないし、あなただったかもしれない。よく共に働こうと言うが、共に生きていこうの気持ちでいる。次は、働いている障がい者たちの老後の生活の場であるグループホームを作りたい』とのことでした。


素晴らしい経営者さんに出会え、益々に障がい者雇用頑張って取り組もうと思いました。

関係者の皆様、本当にありがとうございました。