『帝王切開瘢痕部症』知っていましたか?

『ていおうせっかいはんこんぶしょう』と読みますが、帝王切開経験者の皆様…知っていましたか?
私は昨日、産婦人科を受診して知りました。

「えっ!?そんなのがあるんですか!?」

初めて知ったので思わず言ってしまいました。。。
私にとって衝撃だったのと、帝王切開を経験された皆様の中で同じ症状が出て悩んでいたり、これから帝王切開される方の産後の知識として知ってもらえたらと思ったので発信します。


受診した経緯

まず、私の産後の生理について、
生理周期は28〜32日くらい
生理期間は6日間
6日目はほぼ茶色のおりものといった感じで、量は少ないです。翌日ちょんと下着につくことがたまにあるのでおりものシートを念の為つけて過ごして、次の日からは無しで過ごせていました。
先月までは上記のような生理だったのですが、今回は7月29〜4日までの生理期間中は同様でしたが、翌日から今日までおりものシート着用必須の茶色のおりものがずっとちょんとつくし、トイレの際拭いたら必ずつくので不安になっていました。
「茶色のおりものってことは血が混じっている…でも鮮血ではない…」

悩んでいても仕方ないので受診することにしました。上記以外にも右腰から下の痺れやすさとだるさ・右前腕と手のだるさがあったので相談をしました。

そして子宮内を診てもらい先生から言われたのが
『帝王切開瘢痕部症』でした。


帝王切開瘢痕部症とは

帝王切開の際にできた子宮の縫合された側ではなく内側の切られた筋肉同士がくっついた部分が原因で起こる不調です。


(イラストは先生から説明された時に見せてもらったイラストを真似て私が描いたものです)

切り口同士が縫合され内側もくっついた時に術前と同じように平らな状態であれば起きませんが、平らではなくくっついた時に窪みができることがあり、その窪みに生理の際排出される血が溜まってしまうために赤色の生理が終わっても窪みに溜まった分がちょっとずつちょっとずつ流れるため茶色のおりものとなり3〜7日間ほどしばらくは出続けてしまうというのです。

他にも子宮が後屈したり、窪み部分から出血が起こり不正出血の原因となったり、窪みが原因で不妊症になったりするようです。


私が先生から聞いた話をまとめて書いているので分かりづらいかもしれません。気になった方は『帝王切開瘢痕部症』で検索してみてください。



今日言われたこと

・窪みが2ヶ所ある。

(1ヶ所は帝王切開部ではないらしい)

・子宮が後屈している(問題はないらしい)

・これからは生理が茶色のおりもので長引くことがあるでしょう。

・3人目を考えているなら不妊の原因になるかもしれない。どうしても…という場合や毎回茶色のおりものが鬱陶しいのであれば手術で治すことは可能。



帝王切開後の治りは個人差がありますし、窪みができていてもその程度も違います。

今のところ3人目は考えてはいないのでこのまま様子見しようかな?と思っています。


そして、右腰から下の痺れやすさとだるさについては妊娠出産を繰り返すことで起きやすくなる坐骨神経痛の症状が生理周期に合わせて出やすくなっていると思われるとのことでした。先生から「妊娠中も痺れやすかったりしなかった?」と聞かれて思い出しましたが、長女・次女の時も右のふくらはぎや股関節をつっていました。その時の後遺症?と考えると…複雑…


ただ、右前腕と手に関してはわからない。でも1つの可能性として妊娠中知らぬ間にできた小さな小さな脳梗塞が産後時間が経って後遺症として何か症状が現れるということがあるので、長引いたり生活に支障がでてきたら脳外科へ受診してみてほしい、と言われました。

妊娠中は小さな小さな脳梗塞ができやすいらしいです。見えないところで知らず知らずのうちに起きていると怖いですね…

とりあえずは様子見でいいみたいなので、自分の体調の変化に気をつけながら楽しく毎日を過ごしたいと思っています(*^^*)


役に立つのかはわかりませんが、1つのちょっとした知識になればと思っています。

皆様お大事に!