相談内容
子宮頸管長が2.8で先生に2.4になったら入院しましょうって言われて、できるだけ安静にって言われたんだけど…入院どんな感じだったの?(入院覚悟)
妊娠中で切迫早産の入院予備軍になった人から聞かれました。
大きな病院か個人病院か、大部屋か個室かでも違いますが、私の経験した個人病院の個室でのこと中心に妊娠中の入院について今回は発信したいと思います!
切迫早産入院〜私の場合〜
【長女の時】
長女を出産する1ヶ月半前に
・お腹が頻繁に張る
・横になっても張りが落ち着くまでに時間がかかる
・チクチクとお腹か股かわからないけど痛みを感じる
という症状があり受診してNST(ノンストレステスト)と子宮頚管長を診て切迫早産ぎみであるとわかりました。
この時NSTに頻回な張りを示し、子宮頚管長は2.7。
先生からは
「2.5になったら入院になります。そして今日帰宅後から安静にしてください」
と指示され帰宅後からトイレ、お風呂、食事以外は横になっていました。が、張り止めを服用するも張りが引かず、2日後に再受診しました。
同じ検査をして先生から
「今から入院しましょう。」
と言われ平然を装いながら脳内パニックになったのを覚えています。
たった2日で子宮頚管長が2.3にまでなっていて、張りも頻回なのは変わらず、ただ1回の張りの時間が少し延びているということでした。
その日から約1ヶ月、個室生活スタート。
個室にはベッド、ソファー、テーブル、テレビ、化粧台、冷蔵庫、収納とシャワールーム、洗面トイレがありました。
シャワールームとトイレは同じ空間にあり、シャワールームはトイレとはガラス扉で仕切られていました。
何かあった際にすぐに駆けつけ対処できるように、シャワーやトイレを使用する時は鍵をしないという決まりがありました。部屋を巡回する時に部屋内に私がいないのに気づくとすぐに
コンコン「お手洗い中ですか?」
と声を掛けて確認をされました。有り難い限りです。
個人病院の良く聞く噂通り食事の時間が1番の楽しみでした★
毎日毎食フルーツ付のお店の料理そのもの!といってもおかしくないお皿と彩りと味と量!
3人目の機会があるならもちろんこの病院にします(笑)
と、ここまではいいですが、切迫早産入院での大変さは以下です。
・24時間の点滴
・3日に一度の点滴左右の差し替え
・洗髪&シャワーは週1(状態により数日の差あり)
・点滴の副作用
点滴は大事なんです。張り止めですから。
ただ、副作用もあるんです。いろいろありますが、私に現れた症状は、
・手の震え
食事の時箸で掴もうと力を入れるとまあまあ震えました。利き手に点滴をしている時が強く現れました。
・動悸
すっごくドクドクと心臓が波打つ感じがわかるんです。分かりすぎて気になってなかなか寝付けず…
・発汗
11月入院で外は肌寒く空調も暖房寄り…のはずが、私は8月並の汗、そして暑くて暑くて半袖にハーフパンツ…それでも暑くて空調下げさせてもらっていました。ただ横になっているだけなのに汗が出ていました…
点滴量も張りがまあまあ続いていたため2A10〜30を上げたり下げたりしていました。
副作用の発汗で頭が週1洗えるかどうかだったのがすごく不快でストレスで…そんな時に主人が見つけてきてくれた
これが嬉しかったです。ちょっと拭くだけでもスッキリしました。いい香りもして洗髪できていなくても気持ちは少し軽くなりました。
1ヶ月の入院が終わり投薬解除からの張り返しで陣痛に繋がって出産になるかと思い過す内に予定日の5日前。
その日の早朝破水から翌日緊急帝王切開になりました。
【次女の場合】
予定日約1ヶ月前の日に異常な張りを感じ受診しました。
NSTに強い張りが数分おきに有り、子宮頚管長1.8
痛みは無いか聞かれましたが痛みは全くなく、ただお腹が風船がパンパンになったりちょっと空気抜けて楽になったかな?といった感覚でした。
そして即入院、点滴量2A15から始まり数時間で2A30に。
それから点滴量増やすもあまり張りが引かず
「トイレに行くのもやめよう」
ということで尿道カテーテルをしました。が、張りは引かず…入院4日目には最大量を投与していました。その日の夜7時過ぎに診察することになり診てもらうと子宮口が1センチ開いているということ、この病院では36週以降でなければ対応が難しい(NICU設備がないため)大きな病院に緊急搬送されました。
診察を受けるも頻繁な張りと子宮口が2センチになり、痛みはないものの強い張りへの不安感(前回帝王切開しているため破裂するんじゃないかと怖さに変わっていました)
そのため、搬送され1時間後には手術室に運ばれ緊急帝王切開。
点滴最大投与からすぐの出産だったこともあってか、次女は低血糖と黄疸でNICUで1週間ほど処置を受けました。
と、自分の妊娠出産経験を話て、私は逆子ではなく別理由から帝王切開だったので「逆子じゃなくても帝王切開になることあるんだね…出産が不安になってきた」と入院のまたその先をちょっと不安にさせてしまいました(反省…)
出産準備とは別に
出産の入院準備は産院から必要なものリストをもらい準備ができますが、悪阻や切迫流産や切迫早産で入院する可能性は誰にでも起こり得ることですので、妊娠初期からそれぞれのタイミングに合わせながら入院の準備をしておくといいと考えています。
出先で急に入院が必要になったら旦那さんに荷物を準備…意外とどこに何がしまってあるか何が必要かって男女差と日頃の把握している違いからわからないものです。後私たち以上に旦那さんがパニックになったり…
なので、入院が必要となった場合に備えての入院バッグを1つ用意しておくと安心です。「〇〇の部屋にあるバッグだけ持ってきて」の指示だけで済みます![]()
とりあえず準備しておくと焦らない準備物を紹介します。
まず、いつどこでどんなタイミングで急遽入院になるかわからないので、普段のお出かけバッグ内に可能であれば、母子手帳・保険証・ボールペン・印鑑を持ち歩いていると入院手続き等で焦ることはないと思います。
以下は自宅に待機させたり、お出かけの際に車内に置いておくと最低限安心なものを記載します。
私は妊娠の時期ごとにバッグ内容を変えて、主人と出かける際は車に主人にバッグを乗せてもらってお出かけしていました。出かけ先によっては自宅にバッグを取りに帰るのに時間がかかりすぎる場合があるためです。
【悪阻で入院の場合】
パジャマ数着(パジャマ!でなくてもいいので入院中着てもいいなという服)
下着数着(ブラトップオススメです)
上着
タオル(フェイスタオル数枚)
歯ブラシ、洗顔、シャンプー、ボディソープ
コップ
ティッシュ
おりものシート
水を使わないシャンプーorシャンプーナップ(記事内で紹介した商品)
妊娠による変化で匂いに過敏な方は自分の大丈夫な香りがあるならその香りのものを選び準備しておくといいと思います。
入院中は毎日はシャワーができないので水を使わないシャンプーかシャンプーナップがあると気分的に違います。
タオルは病院が用意していることもありますが、自分用があると好きに使えるので便利です。私はとにかく頭が洗えず汗をかき不快だったので自分のタオルを枕に巻いて使っていました。
おりものシートはシャワーをなかなか浴びられないので少しでも快適にショーツを使えるようにトイレの際に交換すると気分的に違います。
【切迫流産・早産で入院の場合】
パジャマ数着(産後見越しての授乳口付きのものもいいと思います)
下着数着(産前産後使えるブラトップ型がオススメ)
上着
タオル(フェイスタオル数枚)
歯ブラシ、洗顔、シャンプー、ボディソープ
コップ
ティッシュ
おりものシート
水を使わないシャンプーorシャンプーナップ
余暇時間のためのとりあえずグッズ
出産前の切迫入院中は点滴しながらの安静で、つわりのない体調のため暇と感じることが多いです。
なので私は入院したら内祝いギフトを考えたり赤ちゃんについての本を見ようと考えていたのでバッグ内にいれていました。
私の産院は長女のところはWi-Fiがなかったのでネットがなかなか使えず困りました。レンタルがあることも当時は知らず思いつかず…なので産院にフリーWi-Fiがあるかを先に確認しておいていざという時のレンタル先を考えておくのもコロナ禍の今だと大事だなと思います。
ドラッグストアの介護用品のところでも買えます。
防災グッズとして備えておくのもいいですね!
病院によっては用意されているところもありますがわからないので、歯ブラシまでセットのこれは良かったです!
普段詰め替えもして使っている名柄のトラベルセットを選ぶと中身が無くなっても家族に補充してもらえるのでいいですよ。
こちらは私は使ったことはないのですが、使用したことがある方が「良かったよ!」と言っていたので載せてみました!
