鏡餅明けましておめでとうございます門松

今年も子育て支援情報収集に発信に励みます!

よろしくお願い致します!





相談内容

離乳食を今のところ手作りで頑張っているんだけど…2回食、3回食になると大変そうで…でも塩分とか添加物とか気になって…ちょっと躊躇してる…

ベビーフード使ってた?



初めての子育て、初めての離乳食に悩む友人からの相談です。


今回は離乳食、ベビーフードについて発信します!







赤ちゃんの1日の塩分目標量

離乳食を開始する月齢の赤ちゃんの1日の塩分目標量を知っていますか?


厚生労働省(2015年版)によると、
・5〜11ヶ月 1日1.5g
・1〜2歳    1日男性3g未満、女性3.5g未満
・3〜5歳    1日男性4g未満、女性4.5g未満
・6〜7歳          1日男性5g未満、女性5.5g未満
・8〜9歳          1日男性5.5g未満、女性6g未満
・10〜11歳  1日男性6.5g未満、女性7g未満
・12歳以上   1日男性8g未満、女性7g未満

と記載されています。
ちなみに、体重×0.5〜5gの食塩=食塩中毒症状が現れるとされる目安の量を出す計算式があります。
10キロ前後になる1歳児では5〜50gが中毒症状が現れるとされる量ということになります。
50キロの大人であれば25〜250gということです。
が、普段の食事でこの塩分量を摂取は不可能です。
海水の塩分濃度は1リットル飲んだとしたら35g摂取した状態と同じらしいのですが、海水1リットルは飲めないですし、海水と同じ濃度の料理は口にすれば身体が拒否反応を起こし受け付けません。また、普段の食事も野菜や飲み物お米そういった食塩の含まれない食べ物や飲み物と一緒に取っていますし、食塩が含まれる料理も作る過程の水や食材によって薄められています。
この薄められていることを考えるとなかなか危ない値までの塩分量摂取は難しいと思いませんか?
かといって底なしに食べていいというわけではもちろんありません。用心して気をつけている私たち“主婦・ママ”がいるから健康でいられるのですキラキラ
ただ、極端に塩分が…塩分が…と気にしすぎる必要はないのかな?とは思います。



ベビーフードの成分表示

ベビーフードに記載されている塩分量がいくらか知っていますか?
種類によっては食塩不使用もあり、各社規定として共通で決まっているようで1食分の容量に対しての塩分量はほぼ同じでした。

私がよく使っていたベビーフードの表示を見ると、

 

 

これは一袋に裏ごしされた白身魚(タラ)がフリーズドライにされて1さじ分×3回分入っています。離乳食初期の1さじずつ試す際にお魚をほぐし裏ごし…にする手間がかからずお湯で戻すだけで白身魚を手軽に試せて便利でした!

これは3さじ全てを一食に使ったとしても塩分量は0.0055g

使われているものも

白身魚(タラ)、デキストリン、澱粉

の3種のみ。デキストリンも食物繊維不足を補うためにトウモロコシの澱粉から作られた成分です。


このタイプは8種類あります。※()内それぞれの塩分量

白身魚(0.0055)

ホウレンソウ(0.003)

にんじん(0.0021)

サツマイモ(0.003)

トウモロコシ(0.0005)

カボチャ(0.0007)

鶏レバーと野菜(0.0014)

鶏ささみと野菜(0.002)


サツマイモ、カボチャ、にんじん、ホウレンソウは自分でもできる(裏ごしまではしなかったズボラですが…)ので、手間のかかる白身魚、トウモロコシ、鶏レバー、鶏ささみは離乳食初期に使っていました!

 

 


離乳食7ヶ月〜の80〜100gパウチのベビーフードは一食分塩分量0.2〜0.5gほどです。3食パウチを使ったとしても1〜1.5g未満になります。

離乳食12ヶ月以降の100〜130gパウチのベビーフードは一食分塩分量0.4〜0.8gほどです。
離乳食は3回食になります。130gを3回食全てに使用したとしたら2.4g。12ヶ月以降からの目標量の3g未満になります。


ベビーフードの食塩量は1日の塩分目標量内に3食食べても納まるように作ってあるように思います。
ベビーフードは手間をはぶける上、月齢別の食べやすい形・固さ・大きさ・量・味の濃さ・トロミを知るのにも役立ちますし、さらに月齢別の始められる食材の種類も知ることができますひらめき電球
自分の手作りでゴボウ・レンコン・お肉・魚介類…試したくても値段が…で手が出せなかったり、調理でなかなか柔らかくできない、下処理や骨取り、ほぐす、トロミも付けて…そして結果食べてくれない!なんてことになったらかわいい我が子とはいえ心がポキッといきそう…
でもベビーフードなら手軽にいろんな食材を試せて
アレルギーの早期発見にも役立ちます!
アレルギー反応が出たならその使用したパウチの袋を小児科に持参して診てもらいましょう!

1日の塩分目標量を目安にベビーフードを選んで、さらに使用されている食材を見て使うのは良いと思います。



ベビーフード私はこうやって使っていました

私は“楽もしながら手作り頑張りたい!”って考えだったので、ベビーフードは常備していました!

そして離乳食アプリの“ステップ離乳食”というのを使いながら子供のスピードに合わせて食材を試していきました。アプリは試せる食材や与え方なども見られるし、いつ試したのかアレルギーの有無など記録ができるので便利でした!


 離乳食初期(5〜7ヶ月頃)

十倍粥 + ベビーフード + お茶


を準備して小児科が開院している午前中にあげていました。

A 十倍粥だけの容器ともう1つ B ベビーフードを入れた容器の2つとそれぞれにスプーンを付けて準備して、B に A からスプーン1〜2の十倍粥を混ぜた状態であげるようにしていました。

ただの十倍粥と野菜粥の2種をあげているような状態です。



『ベビーフードを使った日のメニュー例』


十倍粥、コーンスープ

(水っぽくて食べさせづらかったのでお粥を混ぜてあげていました)


十倍粥、裏ごしシリーズ

(紹介した白身魚、鶏レバーなど)


たまに十倍粥の準備が面倒な時はお湯を足すだけで十倍粥になるベビーフードを使っていました。

 

 




 離乳食中期(7〜9ヶ月頃)

この頃からはパウチのベビーフードを使って


7倍粥 + ベビーフードパウチ + お茶


お粥は自分で準備できていたので、楽をしたい時にベビーフードをおかず、丼ぶり用に使っていました。

取り分けに使えそうな食材がない時や、取り分けて潰すのが面倒な時に重宝しました!

おかずや丼になりそうなパウチ以外のお米入のパウチもお出かけ先やこれまた面倒な時に使っていました。

 

 




ベビーフードは種類や使っている食材も豊富で離乳食の時期に合わせての試す食材をどんどん進めることができてスムーズでした。

検診時の栄養相談の時には、

食材をいろいろとベビーフードも使いながら試せていて良いスピードです。

と言ってもらえました。


離乳食に使う量はほんの少し、そのために食材を用意するのも我が家のお財布事情的には難しかったので、ベビーフードに少量試したい魚介類が入っているのは助かりました!



だいたいみなさんも同じような使い方とは思いますが、このように友人に話したところ、私と同じように自分では用意するのに時間やお金のかかりそうなものを試す時に使う、そしてもう少し楽をする!と思うようになったようです!


親子が笑顔で過ごせる時間を作る手段は年々増えています。

どんどん活用して悩む時間より子供との時間を増やしましょう☆