我が家が姉妹なので文章姉妹視点な部分ありますが、兄弟に変えても使えると思います。


一人っ子生活から弟か妹ができると、

・赤ちゃん返り

・下の子に意地悪する

・親に「嫌い」と言っちゃう

・一人だけで過ごしたがる…

いろいろと問題が起こったりしますよね。



自分の家族。兄弟・姉妹・兄妹・姉弟となる子供たちには仲良くしてほしい!



いくつか試してみるといいかも!?

ということを紹介したいと思います。





2人目妊娠発覚から出産までに


赤ちゃんと過ごす体験をさせてみる

児童館、子育て支援センターに連れて行ったり、親戚や友達で出産した人がいたら、首すわりや寝返りできるようになったくらいの子(長子より月齢低い子)との顔合わせや同じ空間を共有する時間をとって自分より小さな存在がいることを教えます。


長子にとってこれから自分の下に弟か妹ができます。

「もうすぐお兄ちゃん(お姉ちゃん)になるね」と周りの大人から言われるけれど、

・赤ちゃんと過ごしたことがない

・赤ちゃんの声を聞いたことがない

・お兄ちゃんお姉ちゃんになるって何?

・弟か妹ができると何かあるの?

“分からないことが分からない”

聞いてないよー!ってなりそうで、お母さんが取られちゃった…という気持ちになるのもわかるような…自分とは違って何もできないからお世話しないといけないことも知らなかったら、なんでその子ばかりなの?と嫉妬の思いも抱きそうです。


2人目が産まれる前に、毎日一緒に過ごすようになる存在がどんな姿・大きさ・声・動きをするのかを見せておく、そして赤ちゃんと親がどんな関わり方をしているのかを一緒に見ながら

「赤ちゃん笑ったねかわいいね!」

「赤ちゃん見てるね!長子と遊びたいのかな?」

「赤ちゃんの手は小さいね!」

「赤ちゃんはお母さんに抱っこしてもらって一緒に動くんだね!」

「赤ちゃんはお着替えをお母さんにしてもらうんだね!」

「赤ちゃんが泣いたらお母さんは抱っこするんだね!赤ちゃん泣き止んだね!」

「赤ちゃん寝てるね、シーッだね!」


と話をしながらお母さんやお父さんが赤ちゃんにどんなことを思っているのか、どんなことをしてあげているのか、それはなぜなのかを一緒に考え伝えると産まれてくるまでに少し赤ちゃんについて長子は知識を持つことができます。

・赤ちゃんは泣く→お母さん抱っこする→泣き止む

・赤ちゃん自分で動けない→お母さん抱っこして一緒に動く

・赤ちゃん寝る→静かにしないと起こしちゃう


また、支援センターや児童館にくる利用者には兄弟姉妹もいます。

「仲良しだね!一緒に遊ぶの楽しそうだね!」

「あ、ケンカしちゃったのかな?」

と様子を見ながら話をすると少しイメージできるかもしれません。


親は妊娠が分かると長子に弟か妹ができる!

また小さくてかわいい赤ちゃんのお世話ができる!

長子に伝えるのはいつがいいかな?

といったことを考えると思いますが、喜び嬉しい気持ちなのは長子以外の大人であり、長子は“赤ちゃん” “お兄ちゃん・お姉ちゃん”と聞いても月齢にもよりますがピンときていません。言葉は聞いたことあるけど…というくらいかもしれません。

・どんなのが来るのか

・どんなことをするのか

・どんな生活に変わるのか

「お兄ちゃん・お姉ちゃんになるよ!」

の前に少しでも知らせてあげるのは大事なんじゃないかと思っています。


赤ちゃんのいる空間に行けるなら行って実際に同じ空間で自分より小さな子と過ごす経験をさせてあげる、行けないのであればユーチューブ等の動画を見せて見るのもいいと思いますニコニコ

その際に“赤ちゃんかわいいね”と声を掛けながら過ごしてみて下さい。




国民的兄妹アニメキャラクターとの出会い

なんのアニメキャラクターのことかわかりますか?


 


 



しまじろうと妹のハナちゃんです!


テレビとこどもチャレンジを通し

赤ちゃん=自分より小さくてかわいい+お世話しなきゃ


に長女の中で変わりました。



そしてこのハナちゃんとの出会いをきっかけに、プライムでしまじろう(ラムリンがいた頃のもの)を見せるようにもしました。長女のまだ知らない兄弟のやり取りや他の子とのやり取り、そして親子や近所の人とのやり取りが見れるアニメ。幼少期に楽しく見ていたしまじろうは大人になって見ると、他者との関わり方を教えるのにとてもいいアニメだなと思いましたキラキラ

親としてもしまじろうのお父さんお母さんには学ぶことがたくさんありました。




産後から

小さなお母さん&小さなお助けマン

次女が2019年10月に生まれてからは、長女はハナちゃんのお母さんとして私の真似をしてお世話を頑張っていました。


「お姉ちゃんだ!ほっぺをツンツンして〜!ありがとう!」

「お姉ちゃん、いい子いい子して〜!ありがとう!」

「お姉ちゃん来てくれた。ありがとう!」


といったように次女が長女にお願いしている風に伝えて積極的に触れ合わせました。

私が次女をお世話する時には


私「長女、次女が泣いて呼んでるから一緒に『ねーね来たよ』って言いに行こう」

長女「ねーね来たよ〜ニコニコ


私「長女、大変!次女ちゃんウンチしてる!オムツ1枚とってこれる?」

長女「うん!………えいっ(なぜか投げる)」

私「…ありがとう!おむつ替え見る?」

長女「見る!くちゃいね!キレイキレイしようね照れ


私「次女ちゃんおっぱい飲むけど長女一緒に見てみる?」

長女「うん!………かわいいねおねがいおいちい?


私「次女ちゃんねんねさせるから一緒に布団行く?一緒にトントンする?」

長女「行く!…ねんねよ〜かわいいね〜照れ……あっち行くね!(←飽きた)」



といった感じに、次女をお世話するからあっちで待っててではなく、一緒にお世話に参加させてできる小さなお手伝いをお願いして気が向いた時にやってもらいました。




魔法の言葉で思い込ませる

そして魔法の言葉と勝手に思っているのですが、



「お姉ちゃん大好き」

「お姉ちゃんみたいになりたい」

「お姉ちゃんと一緒がいい」


次女はこう思っているよ、というのを伝えるようにしました。


次女が歩く長女を見ている時には


私「長女見て、次女がお姉ちゃんと一緒に歩きたい〜って見てるよ」


長女「大きくなったらね照れ



次女がハイハイするようになり長女に後追いしだした時には


長女「もー、なんで着いてくるの?」


私「次女はね、お姉ちゃんが大好きだから一緒にいたくて着いていっちゃうんだよね」


長女「そっかー、一緒に遊ぶ?」



こんな感じで過ごさせて2年経った今


長女「次女は私のこと好きだからね、なんでも真似するのよ」


次女「お姉ちゃん大好き〜爆笑



勝手に長女の大事なタオルで遊んでいる次女


私「長女タオル遊んでいるけどいいの?」


長女「




今の所いい感じです(笑)

たまにケンカもありますけどね。

ですがお互いに「大好き」というのは