転校をさせた事/担任からのげんこつ。

私は思い切って、小2で子供を転校させました。

色々と悩みましたが、本当に良かったです。

 

1年生のとき、ADHD傾向のある娘ですが、まあ楽しみに元気に登校していましたが、

先生が怖いと・・・

 

ある日、このご時世にげんこつで叩かれて帰宅し、

泣き、行きたくない、恥ずかしいと。

元気だった娘は、神経質になり、学校やクラスを怖がりました。

 

周りの、上の子がいるママに評判を聞きましたが、去年も打ってただの、

叫んでいる、怖いなどなど。

 

娘の症状

 

 

打たれてから教室に入りにくくなり、小児精神科に通い、「乖離」とのこと。

もう一つ、精神科の診断名も付きました。

さらに、ADHD傾向も一気に悪化して、診断がくだりました。

 

落ち着きなく、手足でお友達にちょっかい・・・

座れず、授業にでれず、母子分離も難しくなり。

異常な事態でした。

 

 

明るかった娘は、人を避けるようになっていました。

クラスは、荒れていて、娘を怒鳴るクラスメイト。

物々しい1年生のクラスでした。

 

管理職の先生、ごまかし・・・

学校からのレポート・・・事実の隠蔽なのか、

クラスの子たちの証言と、レポート内容が違う。

 

そんなことで、学校とやりとりし、教育委員会にも報告書を学校経由でだしていただき、

担任が2学期から変わりました。

 

クラスメイトの雰囲気も担任の交代とともに、

一気に明るく楽しくなり、変わりました。

娘も9月1日から休まず、通うようになりました。

 

 

 

通えるも、授業参加は難しく。

 

有難いことに、楽しく登校はできましたが、

本当に楽しみなことをしに行っている感じでした。ガーン

 

基本、立ち歩き、好きな場所で、好きなことをして・・・

自宅プリントをさせていたので、1年の国語算数はさほど困っていなかったつもりですが、

 

持前の雑さがあり、ADHD傾向によるものですが、

書き順が相当めちゃくちゃだということに、2年生のある日に気づき、

少しずつカバーしています。

 

周りは、授業なんて、低学年のうちは・・・などと他人事なので簡単に言いますが、

困るのは、本人と親のみなので、周りの声には耳をかさずに

自分の直観や考えを大切にしようと思っていました。

 

転校については、どう思われるか難しいとことなので、

周りにはほとんど言わないで進めました。

お世話になったママにだけ、転校を考えていると。

 

 

周りの反対

 

転校について、相談したのは、

・発達小児科医 黙認

・小児精神科医 今転校すれば、力がつかなくなる。

        力をつけて適応して乗り越えていくこと。

・学校のスクールカウンセラー 反対(心配性の親だと思っているようだった)

・教育委員会  反対(転校したからといって、公立はどこも同じ)

・教育委員会の心理カウンセラー 反対(学校できることがまだあるのでは?)

・都の教育委員会の電話教育相談 反対(学校とやり方をすり合わせしていくのが良い)

 

ということで、賛成者は一人もいませんでした。

全員の反対を、軽やかにする―させていただき、

 

転校を決めた理由

 

 

その1

 

・学校の対応に信頼ができなかったからです。

担任の先生は、全面的に娘が危険な行動をしたからとしましたが、

周りの子たちの証言と異っており、虚偽の説明だと思われました。

説明も二転三転しました。学校は、それを擁護していました。

 

そのため、この学校であと数年過ごし育てるのは難しいだろうという思いがありました。

 

その2

 

 

もう1点、ADHD傾向が悪化しましたが、大分悪化したまま残っていました。

このままでは、回復の機会を失いかけない・・・

できるだけ、負担のない(新しい環境で)環境で一からスタートして、

学校生活を送れるようチャレンジしたいと。

 

発達外来で、薬を使いましょうと言われて、

もちろん、その方が助けになるなら良いのですが、

環境を変える事で、落ち着くのでは??と思わざるを得なかったんです。

 

そのため、どうなるか確証はないけれども、勝算は大いにある・・・

(親としての直観的に)ということで、転校させました。

 

 

転校後

 

はじめの1,2週間は緊張、2か月目でほぼ完全になれました。

授業、座って手元を多少いじりながら、100%参加しています。

登校しぶり、なし。

宿題、学童でやる。

 

 

以前は、授業は受けられる状態でなく、

座る事もできなかったので、転校としては、成功かと思います。

 

結果どうあれ、チャレンジして良かったなと思います。

慣れた学校を離れることを理解し、頑張ってくれた娘、強いなぁと思います。

 

 

 

日本人て・・・

欧米では、学校が合わなければ、合わないという理由で辞めたり、転校したり、

普通なことらしいです。

 

日本人って、辞める事、変わることに対して、否定的な面が強いと思います。

そんなことにこだわっていては、合う環境を見出し、

積極的に合う環境に入っていくことなどできない。

 

だから、周りの声は気にせず、子供と自分の事を考えて選択していきたいと思います。

 

これまでに転園の失敗も2回しましたからね。

転園させなければよかったと大きな後悔を2回しました。

あの経験あっての今回の決断です。

一か八かでは、なかったんです。

 

あの失敗経験があるからこそ、今回の早期の決断ができた。

今後も、積極的に失敗していきたいと思います。