昭和60年、その年の4月私は小学6年生になった。


その当時、地元の公立小学校では、毎年、江戸川の河川敷でマラソン大会が行われていました。

ところが、

当時は犬のフン💩が、

したらやりっ放しで、

飼い主が片付ける習慣もなく、

電柱の真下や道端。

とにかく、

そこかしこに犬のフン💩が放置されていたため

当然、河川敷も犬のウンコ💩だらけだった。


当然、毎年、マラソン大会で、犬のウンコ💩を、踏んづけてしまう児童が必ず居た。

そのため先生達は

考えに考え抜いた結果、

「前日に犬のフン💩を

片付けてしまおう」と

いうことになったらしく、

私達六年生は、割り箸とビニール袋を持たされて、今では考えられない話だが、

他人が飼っている

犬のフンの後始末を

集団で、させられる事態になったのです。


正直、この当時でも

心の中では、

『何で他人が飼っている犬のフンの後始末をしなきゃならないのか、😰』

不平不満を感じながらも、

女子は六年生ともなると、男子より精神的にも大人なので、

黙って嫌でも、黙々と

作業していた。

しかし、

男子は黙っていなかった

💧

あれは確か黒田くんが

最初だったと思う。

それはもう、クラスの皆に聞こえる大きな声で、

「わー😳俺が拾ったウンコ❗デっカイ‼️😃」(←なぜか嬉しそう💧)

すると、向こうの方で

別の男子が

「俺が拾ったウンコは黒くて細いんだけどー😮」と打ち明ける。

すると、このやり取りに反応した別の男子は

「え~?俺が拾ったヤツ💩はもっと太くてでっかいよ~⁉️」

男子児童は

拾ったウンコの形状等、口々に報告をし始めた。


そして

その内に誰かが言った。

「俺のウンコの方がもっとでっかいよ~⁉️😄」

・・・

もはや犬のウンコの話ではなくなっていた・・。

今、思うと、

こんな事を子どもにさせてまで、

河川敷でマラソン大会、やる必要があったのだろうか・・・?

疑問である。

その後、私が二十歳になる頃には

飼い主が犬のフン💩の後始末をする事が当たり前になっていた。

今では考えられない昭和の記憶である。

しかし、よりによって、食べ物を掴む箸で犬のフン💩を拾わせる。

先生達の頭の中も、教育者として、

どうかと思った・・・。

先生達は

犬のウンコをどう片付けるかで、

頭が一杯で、それしか、方法が思い浮かばなかったんだろうか・・・