短大最後の科目修得試験を受けました。
「自由が丘」ブランド
自由が丘商店街の挑戦史です。
追加履修で頼んだテキスト分ですが、
商店街も知恵と工夫と協力で魅力のある街へと
アップデートする事が
可能なんだと
思わせてくれる1冊です。
自由が丘は
最盛期の聖子ちゃんのお店が出来た街です。同じ頃に津川正彦が店長を務めるお店が出来、どちらも長い行列が出来たそうです。
この商店街は電線の地下埋没のために東京電力や当時の電電公社に交渉したり、50メートルごとに必要なトランス(変電装置)の置き場も、歩道の幅が足りず、置き場が無ければ、交渉して地元の土地所有者が無償で提供してくれたりして、実現させています。
スイーツの街にしたり、ゴミも夜間収集に変えたりしています。緑化や、養蜂、とにかく計画を立て実行する。
街を良くするためなら
手間ひまを惜しまないと感じる内容でした。そして損得だけを考えていたら、魅力のある街へと発展することは出来なかったのではないかと感じました。
ぼーっとしてると
商店街は、
さびれてしまうところがほとんどですものね。
本には書かれていませんが
自由が丘は、
より心地良い街へと変化するために
建物老朽化で駅前の再開発が本格化することになったようです。
私もそのうち、一度は
自由が丘を
訪ねてみたいものです。