こんにちは!子育てアナリストの田中健太です。

 

 

 

今日は少し真面目な話。

 

ブログをずっとお読みのみなさまにはお伝えしておりますが、

私は「赤ちゃんともち」ツールで、個性と才能をふまえて、

どんな環境作りをすればいいか、アドバイスをする活動をしています。

 

 

 

ただ、私はこの活動は、一つの方法であって、

「赤ちゃんともち」だけを推し進めたいのではありません。

 

 

私は1995年から塾業界で講師をしながら、

保護者懇談を多く担当してきた経験上、

いろんな親子から相談があります。

 

メインは進路相談、思春期のお子さんへの関わり方、など

お子さんが小学生から高校生くらい、

そしてその親御さんなので30~50代の方という

親子からの相談が多いです。

 

 

しかし、私は「親子」は年が進んでも親子なので、

最近は50~60代の子どもとその親80~90代という

親子からの相談も増えて参りました。

 

 

 

主な内容としては

・そろそろ相続の事を考えたいが、

「私がもう死ぬと思ってるのか」と親が機嫌が悪くなり、話が進まない

・事情があって働けない私に、年金暮らしの親がいつまでもばかにする

・何があるわけでもないのに、親子ゲンカが絶えない

・役所にも相談しているが、平日夜間・土日に話を聞いてくれるところがない

 

などです。

 

 

私がすべて解決するのではなく、どちらかというと、調整役。

私が話を聞いて、家族に集まってもらって解決することもありますが、

親御さんが高齢だと、いきなりよくわからん中年で他人の私がお邪魔しても

うまくいかないケースがあるので、

どこからどうするのか後方支援をしてから、ということもあります。

 

私の周りには最強の専門家がいるので、

必要なときには専門家をご紹介していく、ということもあります。

 

 

家族を第三者から見る、ということは

新たなきっかけを見つけるのに大切な視点なのですが、

日本は「家族主義」が強く、自分たちの弱みを他人に知られたくない、

という感情から、なかなか相談に至らないケースも多いのです。

 

 

 

しかし、第三者だからできることがあります。

 

 

お悩みに真正面から向き合うことは、パワーのいることですし、

家族にしかわからない事情、今までのお互いの経緯など

複雑に絡み合って、いまの現象として表れているので、

そうそう簡単に解決できるものでも、

本当に解決したほうがいいものなのかもわかりません。

(問題があるから、この関係性を続けていける、という場合もありますし)

 

 

ただ、私のできる最大のことは、調整と交通整理です。

問題解決を逸ると、見落としがある場合がありますので、

まずは情報をしっかりと集めていきます。

そこがいちばんパワーのいることです。

 

初回連絡があるときは、

たいがい何かがあった直後なので、

「焦り、怒り、不安、不満」などの入った言葉が

マシンガンのように出てきます。

 

口調は早く、内容の繰り返し、感情の言葉のオンパレード・・・

 

 

 

そこを話を聞きながら、心を落ち着かせるように

受け止めさせていただいております。

 

 

先日も新規相談が夜8時ごろにあり、

そこから約1時間、じっくりお話をお聞きしました。

いま少しずつ、次へ向けて動き出す準備をしています。

 

 

 

 

何ができるか丁寧に

これからも親子のいろんなお悩みに寄り添っていきたいと思います。

 

 

★赤もちお話会を開始し始めたころの写真です(#^^#)