こんにちは
予想通り暑くなってきました
天気が良いのは嬉しいですが暑いのは止めてほしい
今朝の投稿の続きです。
副腎静脈血サンプリング(ふくじんじょうみゃくけつサンプリング)という検査の説明をされている中で原発性アルドステロン症という病気についても説明を受けました
やっぱりアレですね。
頭の良い人って説明がうまい
もっと聞きたい、知りたいと学生のようになってしまった私
もちろん、先生のお忙しさは重々承知しているのでそんなことはしませんでしたが
◎原発性アルドステロン症状とは
そもそも、アルドステロンというホルモンについて知っていますか?という先生の問いに知りません!と自信満々で答える私
そんな私に「そうだよね!」と笑顔で答えてくれる先生
か、かっこよすぎる…
(先生は御年50歳くらいの紳士です)
アルドステロンとは、副腎から出てくるホルモンの一種です。
副腎は、「皮質」と「髄質」からなる臓器で、皮質と髄質で生成するホルモンが違うそう。
◎皮質から出るホルモン
・アルドステロン
主役のやつですね
・コルチゾール
ストレスから身体を守る
・男性ホルモンや女性ホルモンの元となるホルモン
若返りのホルモンなんて言われたりするそうですよ!
◎髄質から出るホルモン
・アドレナリン
興奮したり、緊張するとでる、アレですね。
・ノルアドレナリン
アドレナリンの関係者みたいです。
・ドーパミン
幸せー!ってなったときに出るやつです。
そうそう、副腎皮質ホルモンって聞いたことありますよね
ステロイドのお薬に書いてあるやつですね
今回私が罹った病気は、皮質から出るホルモン[アルドステロン]が勝手に出てくるというもの
勝手に出てくることで何に影響するのか
もともと、アルドステロンの働きはこんな感じなのだそう。
ナトリウム(Na)の再吸収の促進、カリウム(K)の排泄の促進
そして、上記の結果による血圧の上昇…
なお、ナトリウムは塩ではないです。
塩はナトリウムと塩素の合わさったものなのですが身体に取り込まれると分解されてナトリウムという電解質に変わるそうです。
それは本来排尿で大方身体から出て行くらしいんです。
それを阻んでいるのが!
アルドステロンです
排出しないよ、もう一回取り込むよ。
と血管の中に入れてしまう。。。
正しい作用をしている状態であれば、身体のバランスに応じて出たりでなかったりするホルモンなのですが、それが勝手に出るのがこの病気、ということでした。
しかもしかも、カリウムというのは、アルドステロン症の方ならご存知の通り、ナトリウムを体外に排出してくれる役割があるのですがそのカリウムを追い出してしまう!
恐るべしアルドステロン…
カリウムは、低すぎても高すぎても良くないホルモンです
ナトリウムを過剰に取り込んだ血管は浮腫み、結果的に身体が浮腫んでいくそうで。
私は高血圧になるようになって、凄く浮腫むようになりました。
そして体重も増えました。
なので、先生に聞いたんです。
「太ったことにより、原発性アルドステロン症になったのですか?」と。
すると先生は
「太ったことにより、というよりも、この病気のせいでホルモンバランスが崩れ太る人が多いです。」
凄い朗報!
やっと、食べてないのに翌日3㎏増えてるとかいうミステリーから解放されるんだと嬉しくなりました
日差(笑)+-3㎏は当たり前で、診察のときに先生が不安視するほど
(入院時の主治医と通院時の担当医が違います)
浮腫みが原因と言われていても少しでもその幅を少なくするために奮闘中ではありますが、何だか凄く救われました
また、副腎に病気があることと、多嚢胞性卵巣症候群のダブルパンチで私は体が男性化しています。
男性化、と言ってもテストステロンの影響で毛が濃くなったり、筋肉質になったりしているくらいですが
いや、充分実害ありますがね
と、こんな感じで説明を受けて前より少しかしこくなれたのでした