前回までの記事

間取り検討ツール(その1):マイホームクラウドの紹介
 

もっと細部も表現したいという欲求

自分で間取りを何度も描いていくと、マイホームクラウドでは再現できない細かな部分も正確に描きたくなってきます。例えば、スキップフロアや上がり天井、下がり天井。これらはマイホームクラウドでは再現できません。

 

しかも、再現できない箇所に限って平面図からイメージしにくいものであることが多いです。そんな場合、3次元モデリングソフトを使ってイチから描いていくことになります。3次元化のソフトも色々とあるのですが、無料で直感的に扱えるものを探しました。ここも無料にこだわります!

 

3次元モデリングソフトの登場

今回、3次元モデリングソフトとして使ったのが、「Sketchup」というソフト。ソフトの馴れ初めは、他で調べてもらうとして、このソフトの良いところは、直感的な操作で3次元モデリングができるということ。

直感的に使える

私は、Sketchupは全く使ったことがなかったのですが、最終的には、外構から建物内部まで全て描けるようになりました。慣れるまで、多少イラッとすることもあると思いますが、ここは一踏ん張りです。

簡易な日射シミュレーション

このソフトのもう一つの特徴が、簡易な日射シミュレーションができるということ。「何月何日の何時何分の日射はおよそこの方角から入ってきます」のようなことを、やろうと思えばやれます。精度は目をつむったとしても、日射量を考慮した建物の配置や窓の位置を検討するために非常に参考になる情報が得られるため、やってみて損はないと思います。

窓の位置決めに役立つ

隣家も頑張って描けば、隣家の影の影響や隣家の窓からの見え方も検討できます。家が立ってしまってから、窓をもう少しずらしておけばよかったなどと後悔はしたくないですよね。

 

まとめ

マイホームクラウドでは表現できない部分は、Sketchupを使うと詳細に表現することができるようになります。慣れるまで多少時間がかかりますが、使えるようになると、日射のシミュレーションなどもできるようになり、より細部に配慮した間取りを検討することができるようになります。