相談する勇気を出してください!!

一人で悩まないで

皆さんこんにちは!!

 

子育てコーチ辻井靖人です。

 

今年も残り4週間ほどとなりましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?!

 

各報道などでご存じだとは思いますが、

 

11月から新型コロナの感染者が急増すると共に、

 

大阪では重症者数も増えており、医療機関では大変厳しい状況が続いています。

 

そんな中、12月3日に大阪府では不要不急の外出は控えるよう、

 

外出自粛要請が吉村大阪府知事から出されました。

 

子供たちは通常通りの学校生活を送れますが、

 

我々大人が他人事と考えず、何が重要なのかをしっかりと見極めて、

 

子供たちの見本となる行動が求められています。

 

みなさんも今一度、自らの行動を見つめ直すよう、心掛けてください。

 

まだまだ新型コロナで混乱している日本ですが、

 

数日前に大変ショッキングなニュースがありました。

 

日本の10月の自殺者数が、年間の新型コロナの死者数を上回ったのです。

 

警察庁が発表した今年10月の自殺者は2,153人と前月から急増しています。

 

一方で厚生労働省がまとめる日本の新型コロナ死者数は、

 

11月27日の時点で2,087人となっています。

 

日本はアメリカやヨーロッパ諸国と比べると、

 

ロックダウン(都市封鎖)が行われず、ウィルス自体の影響も

 

他国と比較して軽微だったにも関わらず自殺者は大きく増加しています。

 

日本では長年にわたり、自殺者の多さが問題視されており、

 

世界保健機構(WHO)によれば、

 

日本人の自殺率は世界で最も高い水準にあります。

 

2016年に日本で自殺により死亡した人の人数は人口10万人当たり、

 

18.5人と、西太平洋地域においては韓国に次いで高い割合でした。

 

世界平均は人口10万人当たり10.6人ですので、ほぼ倍近い人数になります。

 

日本の自殺率が高い理由として以下の事が考えられます。

 

長時間労働・勉強や進学に関する圧力・社会的孤立・

 

精神衛生上の問題を抱えることを恥とする文化

 

それでも厚労省によると2019年までの過去10年間で自殺者数は減少傾向でした。

 

19年の自殺者数は約2万人で、1978年から統計を取り始め最も少なかったのです。

 

しかし2020年10月は2,100人を超え5年前の水準に戻ってしまいました。

 

しかも自殺者の増加は女性においてより顕著で、

 

自殺者全体に占める割合では男性を下回るものの、

 

自ら命を絶つ女性の数は増えており、今年10月の日本における女性の自殺は、

 

前年同月比で約83%増加しています。

 

これに対し男性の自殺は前年同月比22%増加でした。

 

考えられる理由としては、

 

女性は宿泊施設・飲食店・小売業といった業種にパートタイムで

 

働いている割合が高く、コロナ禍による解雇の影響が大きかった。

 

これは日本社会では情勢を顧みず、状況が悪化すると最も弱い立場にある

 

女性たちが真っ先に切り捨てられたと考えられます。

 

ある団体が世界の1万人以上を対象に実施した調査によると、

 

パンデミックの期間中に精神衛生上の苦しみが増したと回答した人は、

 

男性の10%に対し女性は27%でした。

 

この調査からは、収入の不安定に加え、

 

家事や育児の負担が急激に重くなったことに苦慮する女性たちの姿が浮かび上がります。

 

学校や保育所の閉鎖を受け子供が長く家にいることになると、

 

仕事があっても、その面倒を見るのは大抵、母親が負うことになります。

 

それに加え、子供の健康に関する不安もまた、

 

ストレスとして大きく母親たちにのしかかっています。

 

母親の悩み相談で最も多かったのは、子育てのストレス。

 

中には我が子を殺すことを考えてしまうと告白する内容もありました。

 

また、夫からの家庭内暴力(DV)、子供たちへの父親からの性的暴力

 

こんな悩みを持っている方々が、非常に多いことが現実です。

 

今までなら、家庭の外にある学校や職場、

 

友達の家や相談施設に『逃げ込む』事が出来たのですが、

 

コロナ禍で行動が制限される中では、それも難しくなっています。

 

また日本には、孤独や苦悩を打ち明けることを不名誉と取れえる風潮がまだあります。

 

例えば『うつ』について話すことを『恥』と捉え、

 

こんなことは友人や家族にも話すものではないという意識があります。

 

しかし、その意識こそが人に助けを求めることを遅らせてしまう要因になります。

 

日本では欧米諸国に比べると心理療法(カウンセリング・コーチング)を

 

受ける割合が非常に少ないといえます。

 

冒頭でも書かせていただきましたが、今まさに第3波が押し寄せています。

 

今後の感染状況次第では、更に厳しい封鎖処置がとられる可能性もあります。

 

そうなれば更に、精神衛生上の問題を抱える人が増える懸念もあります。

 

自らが抱える悩みや不安を口にすることは、

 

決して恥ずかしいことではありません。

 

自分は一人ではないんだということを知り、

 

一緒に解決策を考えていきましょう。

 

職場の悩みや、人間関係、家族間の悩みや子育て以外の事でも、

 

何でもご相談ください。

 

今こそ、この苦境を一緒に乗り越えましょう!!

 

 

無料相談・お問合せフォーム

 

現在、子育てコーチングに関しては、初回限定で無料相談(90分以内)をお受けしております。

場所:大阪・奈良近郊であればご自宅又は近くまで伺います。
(※お電話やSkypeによる通話コーチングも可能です)
 

東大阪青少年スポーツ育成クラブ 問合せフォーム
タグラグビークラブへの入部希望や、子育てへのご相談、子育てコーチングの依頼など、お問合せはこちらのフォームよりお願い致します。

 

子育てコーチの無料メルマガ

子育てに関するコラムや、お役立ていただける子育て知識などを随時配信しております。ご登録下さい。

 

ブログランキングに参加しております。

クリックによる応援が力になります。

    にほんブログ村 子育てブログ 子育てアドバイザーへ