こんばんは。
子育ての常識解放専門家 あすかです。
不登校や引きこもりのお子さんのご相談で
時々こんな相談をされます。
「うちの子、お風呂に入らないんです。
１日２日でなく、何日も何週間も・・」
この相談、言うのって
結構勇気が要ると思うんです。
☑わが子が「そんなに不潔なのか」と
思われたら子どもがかわいそう・・・
☑そんな最低限のこともさせられない母親なのか・・・
などと考えるとね
私もわが子がお風呂に入れなかった時期は
どうしたらいいか本当に悩みましたし
なかなか相談できなかったです。
だからまずこの相談をしてくれたママがすばらしい！
本当にそう思います。
でね、先日ある家族会に出向いた時も
この相談をされている方がいました。
そこである大学の教授が回答しようとされたのですが、
「お風呂に入らない何か理由はあるのでしょうか？」
「入らなかったら汚いよ、とかですかね～」と。
知ってるよ！そんなこと！
ツッコミたくなりました。
結局教授から答えは聞けず。
でもそのままでは質問されたママも
モヤモヤが残ってしまうので、
一参加者として聞いていた私でしたが
発言させていただきました。
それは、
本当に「お風呂に入らない」
のかどうか、ということ。
もしかしたら
「お風呂に入れない」
のかもしれないよ、と。
この差はめちゃくちゃ違います！
「入らない」だと
「入りなさい！」
「入らないと臭うよ」
というような声掛けをしてしまう。
でも「入れない」のであれば
そんな声かけしたって無駄なんです！
不登校や引きこもりがちの人は、
どうしても自己肯定感も下がり、
鬱状態になりやすいです。
うつ状態の時は
誰もが普通にできることが
やれなくなってしまいます。
今まで難なくできていたことでも。
そんな子に「やらせよう」とすると
ますます動けなくなる。
「やってあげる」というサポート方法で
エネルギーを溜める方が大事なのです。
もちろんできる範囲で大丈夫！
わが子も「腕拭いてあげようか？」
などという関わりから
だんだんエネルギーがたまり、
やがて言われなくても入浴するように。
入浴だけでなく、あらゆる面で行動できるように
なりました。
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